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プレー強度を高めること

プレーの強度

(一般的)激しさ、強烈さ、強さ
(守備)あたりの強さ、プレスの速さ、球際の強さ
(攻撃)ボールの動かし方の速さ(パスワーク)、攻撃の鋭さ
(ジュニアサッカー大学様より引用)

プレーの強度を高くするにはいくつか方法があると思っています。

① 精神的負荷をかけること
発破をかけて選手をがんばらせたり
ピリッとした雰囲気を作ったり
かなり前向きに取り組んだり
選手に対して何らかの恐怖を与えたり

精神的な働きかけはまずはプレーの激しさであったり、選手達の連続したプレーを促したりする効果は得られると思う。
ここでのコーチングは
「集中!」「強く!」「迫力!」「広がれ!」「抜けろ!」
と抽象的な声がけが多くなりがちかなと。


② 戦術行動を促すこと
例えばどんな闘いかたをして欲しいかを提示する。
・前からワンツーマンで奪いにいきたい
であれば、全体が相手ボールになる瞬間に「前へ」のプレー強度が増す
・中盤でブロックを敷いて守りたい
であれば、おそらく「自分のポジションに戻る」という「戻り」のプレー強度が増しやすい

(当然前からマンツーマンでも剥がされたら戻らなければならないか、ミスが起きれば戻ることが不可能な外されかたをされやすい。)

また、戦術行動的に「中央の選手がボールを持った時のサイドのランニング」が強調されるならば当然サイドプレーヤーのプレー強度が増す
サッカーは攻守は連続して入れ替わるものなので、相手ボールになればそのチームで求められる戦術行動により、また上がりやすいプレー強度は異なる。

チーム戦術的に要求することが出来れば、
11vs11 8vs8 5vs5 の中で
全員がボールに対してプレーをしなければならない
(ゴールプレイヤー含めて)
という事は全員がその場での役割を把握してプレーし続けることが求められる。

そうなると抽象的なコーチングだけでなく
「誰が(どのポジションの選手が)」
「いつ」
「どこに走って欲しいか」
を伝え続けてプレーの強度は上がっていくかな、と思う。


③ 技術的な課題

自分的には少年では最重要だと思っていて
どれだけオフザボールで良いアクションがあっても
オンボールで技術が足りず遅れてしまったり
しまいには「こんなに全力でサポートしてもボールが来ないよ」と期待感がなくなってしまったりする。
技術的なミスが減る事で
選手達の頭の中で考えていることがスムーズに進む
風間八宏さんの言葉を借りれば
「技術合わせは時間合わせ」

要は技術がなければどれだけサポートのスピードが速くても、そこにボールを送れなければオフザボールを取り続ける選手の期待感は減っていくよな〜ということ(それでもアクションをし続ける選手が良い選手なのかもしれませんが)


今回は長い独り言でした。
最近の氣付きです。

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