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自分の直したいところ、正直に見つめます。

私の聞き間違いがあまりにもハズレすぎてて、相手から「いや、○○!」と言い直されたときの「違いの差」に毎回驚いている、しゅんです。

さて、今日はずっと積ん読していたこの本を、読みました。

特にポイントを絞って読んだのですが、
今年読んだ本BEST3に入るくらい、「今の自分が読むべき本」だったので、自分の改善すべきところを赤裸々に語りたいと思います。

■結論:燃え尽きグセと自己犠牲しすぎる点

初っ端から刺さったフレーズを引用します。

ギバーは自分の利益より他人の利益を優先する傾向があるので、つい自分自身の幸せを犠牲にして人を助け、燃え尽きる危険を自ら高めてしまう。
(中略)
燃え尽きた従業員は、うつ病、肉体疲労、睡眠障害、免疫システムの低下、過度の飲酒、更には心血管疾患にかかるリスクも高まるという。

「GIVE&TAKE」P258より

あまり自分から言いたくはありませんが、
事実としっかり向き合うために書くと、
上記の従業員の例、全て体感したことがありました。

なにやってんだ。おい。

反対されたり、嫌なことを言われても、
どうしても自分がやらなきゃと思い込み、「やるぞ!」🔥と
かなり意気込んで、ムキになってやって、
毎回「返し」というか、「ツケ」が回ってくる。

あまりにもペース配分が下手で、
自己犠牲ありきの下手なGIVEを続けてしまっています。

基本的に困っていると言われれば、作業の時間をずらして、
自分のことを後回しに。それが、終わった後に自分のことを再開する。
気づいたら、大学時代も、ボランティアや大学でのいろいろな役割を経験したのはもちろんいい経験では有ったものの、終わった後に必ず

「モチベーションが上がらない」
「泣いてしまう」
「なんとなくぼんやりする」
「声が出ない」
「一人になりたい」
「どうしたらいいのか、分からなくなる」
「とりあえず空元気になって酒を飲むか、ひどく落ち込む」

といった、空白を欲しがる期間ができて、感情の波が
立ちまくっていた。

いいや、まだだ、まだまだ。まだやれる。やらなきゃ。

そう、立ち上がってやること=努力だと
思っていた。それで、誰かのためになりたいと思っていた。

思ったようにいかないときは、
自分を徹底的に責めた。

大学卒業後の海外ボランティアでも、言われたままに行動し、
燃え尽き、
意思疎通や人間関係トラブルも重なり、
気持ちが「ボキッ」と折れた。

体調を崩して活動を1ヶ月停止し、
精神内科にかかることにもつながった。
初めての経験で、沢山の人に心配をかけてしまった。


■これからどうするか?

ただエピソードを語り、「かわいそうな自分」
終わらせるわけにはいかない。

対策を打つしかない。本書には成功するギバー(他者志向のギバー)
になるために大きく2つの対策が書いてあった。

①まとめて、与える。
②人に頼る。

ただ言われるがままに、
はいどうぞ、とGIVEするのがギバーではない。

誰にどれくらい、どんなGIVEをするのか考えて与えることが大切だ。
なぜなら、自己犠牲をし、だだ、自分がやせ細り、
枯渇していては、もう次のGIVEもできなくなる。

GIVEを「ケチる」わけではない。


また、自己犠牲タイプのギバーは、他者に助けを求めることが
少ない傾向にあるそうだ。
やる気を維持するためにも、燃え尽き防止策としても、
素直に1人でできないことは、
誰かに「協力してほしい」とお願いする勇気が必要だと思う。

さらに、きちんと「断わること」「整理すること」
待ってほしいなら待ってほしい、できないなら、できない。
燃え尽きているのは、最後までやり遂げたことかも知れないが、
最終的に幸福感が伴わないなら、後悔や疲労だけなら、
それは、ただ、自己犠牲突っ走っいいる。
(私に特化した話です。)


■最後に

いつもより少し、シビアな内容になってしまいました。
が、何度もこのパターンを繰り返していることが分かった。

誰かの力になりたい、誰かを助けたい。

それは、たしかに立派かも知れない。
ただ、途中で折れてしまっては、これから救えるはずだったひと、
寄り添えるはずだった人にも寄り添えなくなってしまう。
出会えなくなる。笑顔や、幸せの総量を増やしたい。

我慢すれば、かっこいいのではない。
自己犠牲に酔いしれるのが、正義ではない。

自分の心のバケツをいっぱいにして、自分喜びを感じながら、活躍する。
その溢れ出した力を分けていくことで,ともに「幸せ」を描きたい。

自分の姿をありのまま直視する、それは強さだ。
ー岡本太郎

弱さを見つめる時間になりました。
もう少し、覚悟して読んで、強くなる。


ありがとうございました。
またあした。


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