見出し画像

日々の雑感 day37【共感力と優しさとあなたの世界①】

寒気団が降りてくる今年は久々に長野らしい冬になっていますね。
毎朝、配管が凍結していないか確認するのも習慣になってしまいそうです。

今日は「怪しくないスピリチュアルって何ですか?」と聞かれる方がありましたので、この機会に僕自身のスピリチュアル(霊性)に対する考え方から入っていきたいと思います。

☆ポジションの相違

僕は、未知とか未開とか大好きですし、今の世の中であっても科学が説明しきれない事や未発見の事象もたくさんあると思っています。
子供の頃から出来る計算問題をたくさん解くよりも、同じ時間を使うなら難易度の高い、出来ないかもしれない問題とずっと向き合って「ああでもない、こうでもない」とやっていることが好きでした。

ですので、不思議な体験も歓迎していますし、経験もしてきています。それが脳の幻か、偶然が引き起こした生涯一度だけの何かかはわかりませんが、その現実が「ある」と考え、自分なりに調べたり、解釈したりもします。

僕が僕自身として定義しているこうしたスピリチュアルな出来事、カテゴリーは、自分の心の傷や変化を受け入れ、自分自身の優しさや自分以外の誰かの優しさ、広く「愛」と呼ばれる何かを確認させてくれる「Insight」、内なる自分に触れ、変化し、成長する自分自身を助けるものです。

でも、残念ながら今の日本でスピリチュアルといえば「生まれながらに備わった完璧さ」であったり「完全な自己」といった変化を否定するポジションに位置し、時には内なる自分の片翼を「捨てる」「殺す」といった無理ゲーの自己啓発に使われることが大半。

お気づきの方もいるかもしれませんが、後者の自己啓発、スピリチュアル手法は、自分で自分の中に分断を生みます。完璧な自分ではない、完璧になれない自分を自分自身で否定させることになります。

「こうあるべき」「こうなるべき」という「べき」言葉で自分を責めて、追い込んでいく。そして、人はその心の苦しみから脱却する為に、より強い薬を求めるかのように、その手法を提供する誰かにより依存していきます。

いわゆる悪質な宗教、洗脳のような状況ともいえるでしょう。

☆ネガティヴ感情の反発

前回も触れましたが、ネガティヴな感情を押さえつけ、さも自分がポジティヴな人物であるかのように振る舞うアクションが「最もよくない」ということは解明されています。

心はそう思ってないのに「出来る、出来る」とか「ブロック解除!」とか唱えるやつは典型。もっとも、松岡修造さんくらい本気で自分を信じて、熱く行動する力があれば別でしょうが(笑)。

ネガティヴな感情にはきちんと役割があって、特に自分自身の「生存」に対して危機を察知し、強く反応します。ですので、この感情を切り捨てようとすればする程、その感情はより強いものになって返ってきます

「そっちへ行くと危ないよ!」という心の警告なのに、その感情を無視し、さらに強固に切り捨てようとすれば、その人の行く末は見えています。

僕が怪しいとカテゴライズする方々は、この心の警告を壊すことに力点を置いて、利己的な搾取の為に対象を利用しています。

その結果、自分自身の分断者となった人は、自分以外の誰か、自分をとりまく社会をも「分断」しようとします。だって「こうあるべき」にそぐわない存在を「否定するべき」という信念が強化され続けているのですから。

ですので、関係性、つながりの世界を大事にして生きていきたい、この世界に在りたいという僕自身は、こうした人々と組する事がないように、距離を置きます。

はい。そういうことなんです。

僕の知っている何人かのスピの方々は、変化を受容し、共感性に富み、よき支援者として自己の感覚をフルに活用されています。

しかし、変化を拒否し(いわゆる「あなたはそのままでいい」呪文とか典型)、個性を無視した理想のフレームを押し付け、搾取し操る者(マニュピレーター)として振る舞うお金ありき、自己利益ありき、あるいはお前も地獄に的な人とは、まあちょっと・・になりませんか?

まさに、今だけ、ここだけ、自分だけ。
自分だけを外した「今だけ、ここだけ」はそれっぽく聞こえるから要注意です。でも、そういう人々の本当の目的は「自分だけ」。その為に、誰かを何かを利用としようとアンテナを張っている。

そしてそんな人々は、身近なところにも、誰かしらいるのが世の中というものです。

その状況を受け入れ、その状況下の中で選択をしていく時に、

あなたはどんな世界で生きていきたい、どんな世界に在りたいでしょうか?

そして、どんな人といたいでしょうか?

その声を感じてもらいつつ、次回に続きます。

*参考










ありがとうございます。頂きましたサポートは、この地域の10代、20代への未来投資をしていく一助として使わせて頂きます。良かったら、この街にもいつか遊びに来てください。