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(動画あり)見逃さない!学生を狙う詐欺の危険信号とその回避法

大学生活を楽しんでいるあなたも、もしかしたら詐欺のターゲットになっているかもしれません。

奨学金や高収入バイト、投資話など、魅力的に聞こえる話の裏に、実は詐欺の罠が隠されていることがあります。

近年、フィッシング詐欺やネットワークビジネス、悪質な起業塾などが学生を狙って急増しています。

この記事では、学生を標的にした詐欺の手口や、被害に遭わないための対策を具体的に紹介します。

学生を狙う詐欺の最新手口

2022年のデータでは、13歳〜29歳の若者が詐欺被害者の約30%を占めており、学生が特に狙われやすいことが明らかになっています 。

SNSやネットを多く利用する学生は、詐欺師のターゲットになりやすく、特に以下の手口が増加中です。

• 奨学金詐欺

偽の奨学金制度を利用し、「登録料」や「手数料」を騙し取る手口です。新入生が狙われやすく、公的な奨学金では手数料は一切発生しません。

• 投資詐欺

仮想通貨やバイナリーオプションを使い、短期間で大きなリターンが得られると勧誘される詐欺です。学生が損失を被るケースが多発しています。

• ネットワークビジネス詐欺

高額な商品を購入させ、その後友人や家族を勧誘することで利益を得るビジネスモデル。多くの人は稼ぐことができず、大きな借金を抱えることになり、泣き寝入りする学生が多いです。

• 悪質な起業塾

高額なセミナーを受講させるものの、実際には価値のない内容を教える詐欺です。多くの学生が「自己投資」と信じて大金を支払った後、後悔しています。

• フィッシング詐欺(スミッシング)

SMSでリンクを送り、キャッシュレス決済や個人情報を盗む詐欺です。特に銀行やキャッシュレス決済アカウントを狙ったものが増えています 。

学生が気をつけるべき詐欺の種類

学生が陥りやすい詐欺の種類について、以下に詳しく解説します。これを知っておくことで、詐欺に巻き込まれないようにしましょう。

奨学金詐欺

経済的な不安を抱える学生を狙った詐欺です。偽の奨学金プログラムを装い、手数料や登録料を請求します。正規の奨学金ではこのような費用は発生しません。

投資詐欺(バイナリーオプション)

「絶対に儲かる」「リスクなし」といった甘い言葉に引っかかりがちですが、バイナリーオプションのような投資はギャンブルに近く、学生が大きな損失を抱えることが多いです。SNS経由での勧誘が増えており、仮想通貨詐欺も問題視されています。

ネットワークビジネス詐欺

高額な商品を購入し、さらに友人や家族を勧誘させる形のビジネスモデル。多くの人は借金だけが残り、友人や家族との人間関係も崩れてしまうことが少なくありません。

悪質な起業塾

「成功のノウハウを教える」と称して、高額なセミナーを受講させる詐欺です。多くの学生が高額な料金を支払った後、価値のない内容に後悔しています。自己投資と信じて騙されるケースが増えています。

フィッシング詐欺

SMSやメールで送られてくるリンクをクリックすると、キャッシュレス決済や銀行口座の情報が盗まれる詐欺です。特にキャッシュレス決済を狙ったフィッシング詐欺が急増しており、被害が広がっています 。

詐欺の例と対策

ネットワークビジネス詐欺の例

大学生Cさんは友人からネットワークビジネスに誘われ、まず高額な商品を購入しました。次に友人や家族を勧誘するよう求められましたが、結局ビジネスは失敗し、大きな借金を背負うことに。Cさんは泣き寝入りするしかありませんでした。

対策

•「短期間で儲かる」「簡単に利益が出る」という話には注意しましょう。

•勧誘が必要なビジネスモデルは特に警戒してください。

•怪しいと感じたら、すぐに大学の相談窓口や国民生活センターに相談しましょう。

悪質な起業塾の例

DさんはSNSを通じて知り合った起業家から「成功の秘訣を教える」というセミナーに勧誘されました。高額な受講料を払ったものの、内容は全く役に立たず、受講後には借金だけが残りました。Dさんは多くの学生同様、泣き寝入りするしかありませんでした。

対策

•高額なセミナーや講座に参加する前に、実績や口コミを知恵袋で調べましょう。

•怪しいと思ったら、周囲に相談してから決断してください。

•信頼できる第三者に意見を聞いて、慎重に判断しましょう。

詐欺に遭わないために今すぐできること

詐欺に巻き込まれないためには、日常的に以下の対策を心がけましょう。

1. 信頼できる情報源を確認する

魅力的な奨学金や投資、ビジネスの話があったら、その提供者や企業についてネットで調べ、信頼できるか確認しましょう。知恵袋やSNSでの口コミを参考にすることが重要です。

2. 怪しいメッセージやリンクは無視する

知らない人から送られてくるメッセージやリンクは開かないようにしましょう。特にSMSやメールで送られてくるリンクをクリックすると、個人情報や金融情報を盗まれるリスクがあります。公式アカウントかどうか必ず確認してください。

3. 困ったときはすぐに相談する

少しでも怪しいと感じたら、すぐに家族や友人、大学の相談窓口に相談しましょう。早めに相談することで、詐欺被害を未然に防ぐことができます。国民生活センターや金融機関への相談もおすすめです。

詐欺に遭ったときに取るべき行動

もし詐欺に巻き込まれてしまった場合、フィッシング詐欺などは警察に、ネットワークビジネスや悪質な起業塾は消費者センターに申し出ましょう。

消費者センターに相談した場合、司法書士を紹介して貰うことになるので必ず契約書を見せてください。

契約書の内容によってはクーリングオフ期間が過ぎていても、いくらかは取り返せる可能性があります。

しかし対応が遅れるほど、取り返せる額も減っていきますので注意しましょう。

例えばある起業塾の話ですが、そこは費用が120万円前後、期間が1年間でした。

そのうちコンテンツ代(動画教材)の金額とそれ以外のサービスの金額の比率、そして残りの受講期間が重要になってきます。

例えばコンテンツ代(動画教材)が50万円、それ以外のサービスが70万円とします。

そうすると契約してから動画教材が自由に見れるようになるので、この50万円はクーリングオフ期間を過ぎるとほぼ返ってきません。

残りの70万円を、受講期間で日割り計算し、契約を解除する際の残りの残数によって返済される額が変動します。

この例の場合は1か月当たり約5万8千円になります。

1か月経過した場合は、64万2千円が返済される最高額と仮定されます。

まあ起業塾側にこれを伝えても丸々この金額を返してくれないでしょう。

色々理由をつけてもう少し低くなった金額を提示してくると考えてください。

悪質な起業塾はあまり追及すると音信不通など逃走する可能性があります。

なので本当に逃さないなら民事訴訟となりかなりの金額となるため、ある程度で収めることになるのが現実でしょう。

私の友人はこの流れで40万円を取り返すことができたようです。

迅速な相談が被害を最小限に抑えます。

まとめ

詐欺は巧妙になっており、特に学生や20代の社会人を狙った手口が増加しています。

最悪の場合、詐欺に遭い、借金を抱えたり、精神的なダメージを受ける可能性もありますが、正しい知識を持っていれば、詐欺から身を守ることができます。

日常生活で意識すべきことは、「怪しい話には疑いを持つこと」「信頼できる情報源を確認すること」、そして「早めに相談すること」です。

これらを実践して、詐欺から自分と大切な人を守りましょう。


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後半の「詐欺師の手口」に関しては悪用厳禁の内容になっています。

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