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ワーディング化することで、概念がくっきりと意識下に置かれるのではないか

私は毎朝西野亮廣が配信しているvoicy(西野さんの朝礼)を聞くことがルーティンとなっています。毎日本当に示唆に富む話を聞くことができるのですが、今日の配信の中で気づいたことがありました。

それは、適切なワーディング化(=まだ世の中にない概念を言葉にして表現する)ことで、その概念や考え方が意識化に置かれるのではないかということです。

今日の配信のテーマは、「本当のホピタリティとは何か」というテーマでした。趣旨としては、次のような内容でした。

”重すぎる自己満のホスピタリティは、相手にプレッシャーを与えることになりむしろ不親切であり、ホスピタリティではない。それは『ドヤホスピタリティ』である”

ここで言われている内容については、首を何度もうんうんと縦に振るほどアグリーな内容でした。それを『ドヤホスピタリティ』というワード一言で表していることに、なるほどな!と感じました。

ここで興味深いのは、なんとなく日頃感じていたこと(過剰な自己満のホスピタリティは相手に不快感さえ与えること)について、『ドヤホスピタリティ』という一語のワードになったことで、より輪郭がくっきりと認識できるようになったということです。

日頃、反対に自分が過剰なホスピタリティで相手に気を遣わせていないかな?と考えることがあるのですが、その時、ドヤホスピタリティになっていないかな?と頭の中で置き換え、くっきりと意識して考えることができるわけです。

言葉になることで、これまでなんとなく考えていたことが、くっきり輪郭を持って解像度高く意識下に置かれるという、とても興味深い例でした。

それではまた。

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