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第三話 支援物資の経路を確立、ようやく届いた僕らの想い


3月16日、突然知人の社会人の方からの電話。

「現地で活動しているNPOともつながった。
物資支援をしたい企業は集まった。輸送経路もできた。
あとは搬入搬出仕分け作業をする人と場所だけがない。
三井くんのところでできないか?」
という内容だった、

団体のメンバーが倉庫を所有しており、そこは使用可
能であるとの事。
そして人手の面で、それならばできるのではないかと
思った。
16 日の深夜に説明会などに集まってくれた友達や知人に一斉にメールを送った。
「申し訳ないんだけども、明日の朝、始発で集まれるかな?
物資の搬入、仕分けをして、10時には搬出作業をしたい」
そんな無茶なお願いだったにもかかわらず、50人近くが集まってくれた。


なんとか、第1回目の物資支援を成功させることができた。
あの時の喜びを今でも忘れない。
そして3月いっぱいは物資支援のお手伝いをさせていただき、
合計で1000箱以上を仙台に、配送することができた。

東京のたくさんの若者の
思いを、確かに被災された
方々に届ける事ができた。

揚げ足取り、出る杭叩き、ねたみ、やっかみ、ひがみ・・・。
それも全て行動で示せば止まるんだ。

学生時代に経験したからこそ、批判を気にせず、
自分が正しいと思う事を早く形にすることができた。

これによって、3月は500名のボランティアの方と一緒に1000箱以上の衣類を送付することを行えた。

次の活動を模索しながら・・・。


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