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ムツゴロウさんへ感謝

突然飛び込んできたニュース


昨日、ムツゴロウさんこと、畑正憲さん訃報のニュースが飛び込んできた。その途端、子どもの頃の懐かしい思い出があふれた。胸がいっぱいになった。

テレビの中で、いつも笑顔で動物たちと触れ合っている姿を見て育った私は、彼は憧れの存在でもあった。
動物の気持ちを理解し、今どうしてこうゆう行動しているのか番組の中で説明しているのを食い入るように見ていた。自分がペットとして馴染んでいる犬や猫、うさぎ、鳥ならなんとなーく気持ちが分かる気がしていたが、ライオンやクマ、蛇にいたるまでその子らの気持ちを代弁している様子が、不思議で魅力的でたまらなかった。
私も、もっと動物と話せるようになってみたい!
もっと動物の事を知りたい、仲良くなりたい!
素直にそう思っていた子どもの頃の自分と、昨日久しぶりに会えた💛

動物たちは、エネルギーを感じている

私は、愛鳥家で小鳥と暮らしている。その中で確信に近く思うことは、動物たちは、”エネルギーで感じている”という事。
もちろん、人の細かい表情や声のトーンから読み取っている部分もあるかもしれないけど、1階と2階の別々の部屋にいても、姿や声がなくても私が考えている事がしっかり伝わって、私が感謝の気持ちで掃除をし出すと、うちのカナリヤちゃんは、とってもご機嫌で囀りはじめる。
最初に飼った文鳥は、パニックを起こすと発作が出てしまい、なかなか爪切りをすることが難しかったけど、私が心の中で、マントラを唱えると、一瞬で様子が変わり、その後落ち着きを取り戻す、なんて事が日常になっているのです。
だから私は、こうしてほしいという事があると、それが出来ていて、「いい子だね」と褒めているビジョンを心の中で描いて、送るようになった。


きっとムツゴロウさんから発するエネルギーは、とってもとっても大ーきな愛のエネルギーだったのだろうな。

彼の周りの、そして出会った動物たちはそれをしっかりキャッチして、あんなに仲睦まじい映像を、私たちに見せてくれた。
この人は、大丈夫!信頼できる!という絶対的な信頼感が人、動物の垣根をなくしてくれたのだろうと思う。

私の夢見る地上の楽園

畑を始めるようになって、しばらくして、あるビジョンをよく見るようになった。それは、たくさんの動物たちがのんびり過ごしている美しい場所。

ゾウも、ライオンもクマもいて、シカやウサギ、小鳥も一緒にいて、、、
でも捕食したり、されたり、水や食べ物を奪い合ったりすることなく、みんな仲良く寝転んだり、遊んだりしている。

緑いっぱいの大地と、周りは色とりどりの果物がたわわにある。

私達人間も、一緒にくつろいでいる。

よーく見ると、キリンがピンクだったり、シマウマもカラフルで、頭が2つの子や、目が4つの子とかもいる。それが全然変ではなく、当たり前でそこにジャッジや偏見もない。

そんな不思議で、でもそれが本当の本質なんだろうなと思うようになった。

きっとどこかにその世界があるのだろう。

ムツゴロウさんは、一足先にその世界に行かれたのかもしれない。

私は、まだここで、人、生き物、自然が調和できるようやれることをやっていきたい。
小さな命の代弁者になれるように。

ご冥福をお祈りいたします。


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