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メタルギアソリッド3(遊び心編)

こんにちは、ぺかしゅんです!

今日は昨日に引き続き『メタルギアソリッド3』を取り上げます。

今回は遊び心編ということで、ストーリームービーだけでは一見シリアスな作品ですが、プレー中には思わず笑ってしまうシーンが多くあったので印象に残ったものを取り上げていきたいと思います!

1.ジ・エンド戦

ザ・ボスの戦友であるインコと行動を共にするジ・エンドとの戦闘には様々な工夫がなされています。

ジ・エンドは狙撃の父と呼ばれるほどのベテランスナイパーであり、まず初見では見つけることができません。ステージは森の中なのですが、彼は完全に擬態しており暗視ゴーグル(NVG)がなければ見つけられません。NVGがあれば足跡もはっきりしており広大なステージですがジ・エンドを見つけることができ倒すことができます!
(ちなみに天候が雨だと足跡は無くなっています。この辺りの徹底ぶりも流石です!)

しかし、何故かそれまでの道中でNVGを手にすることができていなかった僕は詰んでしまい、攻略法を覗いてしまいました。そこには驚きの攻略法がありました!

その方法はなんと老衰死を狙うものです!

戦闘が始まってからリアルタイムで1週間経過してゲームを開けるとムービーが始まり、ジ・エンドは老衰死してしまい何もしなくても勝つことができます

面白いですよね、悔しいですが多分僕には人生何周しても思いつくことがない発想です…

似たような発想はMGSにもあり、サイコマンティス戦で自分の好きなゲームが言い当てられます!

これはセーブデータを読み取っているのですが、ハードの機能をも使ってゲームを面白く魅せる小島監督には脱帽です…

ちなみに正規の方法でジ・エンドを倒すと入れ歯が空中を舞い、その間にジ・エンドは爆発してしまいます(泣)

2.パラメディック

無線で常にパラメディックという医療班の女性と連絡をとることができます。この食材は食べられるのかとか敵の弱点は何かなどを教えてくれる潜入には欠かせない存在です。セーブをするときはいつも何かしらの映画の解説を話してくれます。

これは小島監督の映画好きによるものなのかなと思っています。詳しくはメタルギアソリッド3(ストーリー編)を読んでみてください!

https://note.com/shunpeka/n/n72d3566cf537

ただ、人と価値観がずれていたり、ヤブ医者と呼ばれたりと散々でキャラとして立っていたので取り上げました(笑)

道中、スネークはワニのキャップが落ちていたので、それをかぶってボケてみました。基本1人で寂しかったのでツッコんでもらいたかったのでしょう。

しかし、パラメディックは映画と紐付けてこの姿をカッコいいと言ってしまうんです。

ボケを殺されたスネークは可哀想でそのままそっと無線を切り、また任務に戻ってしまいました…

こういう人いませんか? 
普段は真面目で頼りになるんやけど、どこか抜けていてハハッ…ってなってしまう人。

この絶妙な空気感が僕は好きでした(笑)

3.暗順応

一番伝えたいのはここです!

僕がこの仕様を知ったとき、ゲーム開発者さんたちのものづくりに対するプライドとか情熱が伝わって一気にファンになりました!

まず、人間は暗いところに居続けると段々目が慣れてきて最初は全く何も見えなくても徐々に見えてくるようになります。これを暗順応と言います。

結論から言うとMGS3では暗順応をちゃんと実装しています

すごくないですか?
ゲームは現実とは違うので全ての現象を再現する必要はないですが、それでもゲームにより没入感を与えるのならば実装した方がいいと思います。

洞窟のシーンで何も見えなくなってしまい、マップを頼りにしばらく探索していると次第にほんの少しづつですが明るくなっている感じがしました。冗談抜きで最初はスネークすら見えません(笑)

散策を続けること約20分…(若干明るくなってます)

ようやく、たいまつが落ちていることに気づき洞窟を明るく照らすことができるようになりました!

ただ、僕はたいまつを手に入れてもそれまで真っ暗で何もわからないステージで、不安や不気味さを感じていたので最短で脱出したく、アイテムに目も暮れなかったです(笑)

ちなみにここにNVGがあったそうです(泣)

暗順応の実装が、たいまつを見つけられない人のための救済措置なのか、リアルを追求したいがための仕様なのかはわからないですが、とにかく僕は感動しました!

一人称視点で描かれる映画や暗いシーンが20分も続くような映画はあまりなく、映画では決してこの暗順応という技法は使わないと思います。

ただ、ゲームだからこそ実装しがいがあったのだと気づき、ただただ驚嘆していました!

4.さいごに

いかがだったでしょうか。
まだまだ紹介したいことはあるのですが、今回はとりあえずこの辺にしておきます(笑)

僕はこの作品には開発者たちの愛がたくさん詰まっていると感じました。

また、こういうゲームが今の時代でももっと作られるべきだし、売れていくべきだとより強く思いました。

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最後まで読んでいただきありがとうございました!



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