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CHS(SHS)とγ-ネイル(SFN)

CHS(SHS)とγ-ネイル(SFN)

CHS(SHS)

安定型骨折で良好な固定が得られやすい。

構造としては、骨頭部を固定するラグスクリューと、遠位部を固定するチューブプレートから構成される。

ラグスクリューのスライディング機構は、荷重時にスライドすることで骨折部を圧着させ癒合しやすくなるというメリットが。

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γ-ネイル(SFN)

髄内釘とラグスクリューが組み合わさったもの。

ネイルをラグスクリューが貫通して大腿骨頭に入り、固定する仕組み。

ネイルの遠位部はねじ止めできるようになっている。

骨折線が遠位に広がる場合、長いネイルが用いられることがある。

ラグスクリューにはスライディング機構があるが、CHSと比較するとスライドしにくいとされている。

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