血胸とは
肺と胸壁との間に血液が溜まること。
肺を断裂させたり、胸部の血管を切断したりするあらゆるケガが原因で起こる可能性がある。
血液が大量に溜まると肺が圧迫され、呼吸が困難となることがある。
血液だけでなく空気もこの空間に入ると血気胸と呼ばれるようになる。
血胸自体は痛みを伴わない。通常は原因となったケガが痛む。
症状の重症度は胸腔の血液の量で決まる。
血液が少量であれば、通常他に症状はない。
大量の血液が溜まっている場合、息切れを感じたり、呼吸が浅く速くなったりする。
治療
血圧を維持するため、静脈内輸液とときに血液製剤の投与、胸腔ドレーン挿入が必要となる場合がある。
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