2022年11月の記事一覧
歩行時に麻痺側上肢を振り出すには
立位の状態からまずは麻痺側下肢と非麻痺側上肢を振り出す。この際非麻痺側上肢を90°まで屈曲させる。
その次に非麻痺側下肢と麻痺側上肢を振り出す。可能であれば、90°まで屈曲させる。
歩行で踵からつくためには②
立位で麻痺側を少し前に出し、重心をしっかり乗せる。
後方の非麻痺側に重心を寄せながら、膝関節・股関節を曲げ、重心を下げる。
重心が下がる際に上肢を使って、麻痺側膝関節上部~大腿を押さえる。同時につま先を引き上げ、踵で支持する。
重心が下がり、麻痺側がしっかり背屈した状態で保つ。
下腿三頭筋筋腱移行部のストレッチとなる。
歩行で踵からつくためには
まずは足関節の柔軟性を出すことが大事。
支持物を把持し、麻痺側下肢を一歩前に出し固定する。
後方の非麻痺側に重心をうつし、膝を曲げ、重心を下げていく。
麻痺側は踵を伸ばし、つま先を地面から離すようにする。
下腿三頭筋筋腱移行部を伸ばしていく。
歩行練習のアドバイス
まずは10歩でいいので、歩き、戻るところから練習しよう
慣れてきたら円を書くように歩いたり、止まったり、ステップを繰り返す
足底の感覚に注意を向け、重心移動はスムーズか、踵はしっかり使えているか確認する
さらに慣れたら、足をまっすぐ出すのではなく、外側に出したり、歩幅を変えたり、リズムを変えたりする