chatGPTでアポイントを取れ!
サムネの画像はchatGPTに宗教を作りたいと相談したときのものです。
メールアポイントを取れ!
私は営業職。
主にBtoBのセールスを担当しています。既存の顧客を訪問するのが主な業務ですが、近年の業績悪化に伴い、新規の顧客開拓のために飛び込み営業を行うことも増えてきました。飛び込み営業とかマジきつくて…
飛び込み営業は、新規の顧客を見つけるための重要な手段ではありますが、その一方で、非常に時間と労力を要する作業でもあります。そこで、ChatGPTというAIを使って、この作業を効率化できないかと考えたわけです。
メール作成の今まで。
飛び込みといっても本当に飛び込むだけではなく、メールでコンタクトをとることも多いです。こっちのほうが気が楽ですしね…
メールの作成は一見単純な作業に見えますが、実際には相手の関心を引き、アポイントメントを取るための適切な言葉を選ぶことが求められます。これは、一定のスキルと経験を必要とする作業であり、また、大量のメールを作成することは時間もかかります。
今までは会社全体で共有していたフォーマットに社名だけ変えて送ってました。正直、レスポンスも悪かったです。ただ、そこに一言、気の利いたことを加えると途端に時間がかかるんですよね。
そこで、ChatGPTの力を借りて、この作業を効率化し、より質の高いメールを作成できないかと考えたわけです。
ChatGPTは、人間の言葉を理解し、それに対して適切な返答を生成する能力を持つAIです。「アポイントメントのメールを作成する」という指示を出すと、それに基づいたメールを作成してくれるんです。こりゃすごい。
プロンプトという技術
しかし、ChatGPTを効果的に使うためには、"プロンプト"という技術が重要になってきます。プロンプトとは、AIに対する指示のこと。
これがどれだけ適切であるかが、AIのパフォーマンスを大きく左右します。
つまり、ChatGPTに対してどのような指示を出すかが、アポイントメントのメールがどれだけ効果的になるかを決定する鍵となります。
今は、どのようなプロンプトを設定すれば、最も効果的なメールを作成できるのかを模索している段階ですが、ここでは始めた当初のプロンプトとメール、そして結果をご紹介しましょう。
最初に作ったプロンプト
こんな感じです。どっかのサイトに転がってたのをコピペして、改造しました。トヨタ様にアポイントメールを書くことは今後の人生でたぶんないでしょうが、まあ例として分かりやすいので。もちろん、トヨタにメールなんかしてません。
※実際には弊社の強みとなる部分と自己紹介を3行ほどで記載してます。
※トヨタのHPと新体制発表の会見で社長が述べたことが書かれているHPがあったので使っています。
つまり、chatGPTにHPから勝手に相手のことを読み取ってメールにしろと命令したわけですね。
その結果がこちら。
こんな感じです。
なかなか凄いのではないでしょうか!!!
もちろん、このメールの会社名はフィクションなのでやや提案が甘い感じもありますが、実際はもっと先方とうちの会社を結びつけたようなメールを書いてくれます。
また少し長いので、もっと短くしてと頼んでみました。
流石に短すぎやろ。
パートナーシップとかややツッコミどころはありますが、それくらいは手直しすればいい話。正直、十分すぎると思っています。
結果発表!
10件のメールを作成しました。普段はテンプレートから会社名だけを変えて送信するのですが、50通送って1件くらいがアポイントを取れるというのが現状です。しかし、今回は違いました。
10件のメールのうち、なんと4件から返信があり、そのうち2件がアポイント成功!これは普段の倍以上の成果です。
もちろん、これが偶然でないことを確認するためには、さらなる試行が必要ですが、初めての試みとしては非常に良い結果だと思います。
次回も、ChatGPTを使った営業メール作成の試行錯誤の様子をお届けしていきます。早くAIが変わりに働いてくれることを祈りましょう。
さあ、皆さんご一緒に!!!
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