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「働くこと」とは「学ぶこと」

何から書こうかなって、悩んだ。noteに何を記載してゆけば良いのかも、迷った。普段、僕がしていることってほとんどの時間が「働くこと」だったので、働くことの意義から記載してみたいと思う。

「黒﨑さんって、いっつも楽しそうだね!」とよく言われるが、大半の時間は働いている。座って考えている時間も合わせれば、毎日15時間くらい走り続けられると信じている。ただ、自分の中には、働いているという感覚はない。日々なにか答えを求めて、誰も知らないブラックボックスを、一つ一つ開けているような感覚なのだ。それが楽しくて、日々走っている。

スタートアップ企業を経営するということは、日々成長が求められる。同じ事業を営んでいたとしても、メンバーが3人の時、10人の時、30人の時で、見える景色は全く異なる。僕は社会人経験が3年しかない中で、事業を初めたため、もちろんすべての経営事項に精通していない。つまり、8割型の業務の中で「分からない」という状況に身を置かなければならない

この「分からない」状態を、楽しんでいるか、苦しんでいるかで、仕事に対する捉え方は変わってくる。分からない状態を苦しいと捉える場合、思考を諦めた結果、仕事は単純化した「業務」となってゆく。一方で、分からない状態を楽しいと捉える場合、思考を続けた結果、仕事は新しい真実を見つける「発見」となってゆく。日々の仕事を「業務」ではなく「発見」だと捉えた人たちは、働くことに「創造性」を感じて、さらにのめり込んでゆく。

誰も答えを出していない「社会課題」を解きにいけることは、僕にとって幸せである。「分からないこと」が無数にあるスタートアップにおいて、「学び」がない日々はない。毎週戦局は変わり、課題も変わる。思考と実行の狭間の中で、学習サイクルを回して、自分の頭で課題を解き続ける。それが、僕にとって働くことの正体だと思う。

複雑な社会を、経営という手段を通じて、より解像度高く眺めてゆきたい。解像度を高めた先に、本質的な価値提供があると信じているから。

イチローは「player」と呼ばれている。彼のことを「worker」とか「labor」って呼ぶ人を見たことない。最高に働いている人は、日々「play」しているんだと思う。僕も楽しく「play」し続けてゆきたい。

初めてのnoteでした。おしまい。


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