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日常の風景が変わること/2020.10

日常の記録のはじまり

新しい試みとして、日記というか日常の記録的な文章を定期的に書いていこうと思います。月一を目標としますが、あくまでも目標です。

自分は、割と構築された文章を書きたい方で、ひとつの文章を書くのに何度も構成やディテールを見直すので、かなり時間がかかる。
建築やデザインをしている人は割とこういうタイプの人が多いんじゃないかと思うのだけど、どうなのだろうか。
そういえば、この方のnoteがなるほどという感じがした。

だけど、それだと自分の場合、更新の頻度が遅すぎる。
それに、計算され尽くした形もいいのだけれど、即興的につくった形も割と好きだ。
音楽が好きで、ヒップホップを良く聴くのだけど、よく練られたリリックも良いけれど、フリースタイル的な、荒削りだけど生々しいものもいいなと思うのと似てる。
少し脱線してしまったのだけど、そんな感じで出来るだけ続けられたらなと思う。

東京との別れ

これまで勤めていた会社は、東京の大きな組織だったのだけど、これからは千葉の田舎の方にある工務店に勤めることになる。

大きな組織で歯車のひとつとして働くことへの違和感と東京への違和感。そのふたつが主な理由。

データの整理をしたり。引き継ぎの書類を作って、残りの日を過ごす。
もう、東京に通うこともなくなるかと思うと、嫌いだった東京もフィルターをかけたようにエモくみえてくるなと思いながら、通勤の風景を眺めた。

仲良くしてくれていた人たちに、壮行会をしてもらう。
会社や仕事の仕方については、色々思うところもあったのだけど、良い人たちに出会えたことが本当によかった。
最近、話題のサウナにみんなで行ってから、飲みに行った。

こういう面白いスポットがどこかしらにでき続けているのはやっぱり東京の面白いとこだなと改めて思う。
帰り道、スカイツリーを見上げてなんだか感慨深かった。

家族の時間

有休消化の期間を利用して、千葉の南の方へ家族旅行。これまでは、奥さんと2人だけだったけど、ワンコ姉ちゃんとヒト弟が家族に加わったので、これまでと違ってファミリー感がある。
これまでは自分のペースで行動すれば良かったのだけど、最近は彼らの歩幅にあわせて行動することにも慣れてきて、自由気ままではないけれど、なんかそれも良いなと思う。

良い感じのカフェに行きたいということになって、奥さんがネットで見つけたところが偶然、石山修武設計のものだった。
写真だといまいちわからないものもあるけれど、良い建築はその場に身を置くと一瞬でその良さがわかる。

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新しい日常の風景

新しい会社は、10人前後の小さい工務店で、僕が所属する設計部は僕のほかに2人。そして、社長が設計もする方なので、実質的には4人で設計業務をする。
木造はやったことがないし、図面を書くソフトもこれまで使ったことのないものなので、覚えることがたくさんある。新しいことを覚えるのは、割と楽しい。
そして、会社の周りの風景や通勤の風景もいちいち綺麗で、つい見惚れてしまう。

早速、お客さんとのミーティングや、経営コンサルとのミーティングに参加したりして、刺激がある。
ある日は、工場の視察に、社長とふたりで行ったのだけど、車で片道3時間ほどかかる場所。車内で社長と色々と話をできたのが良かった。
建築のデザインだけではなく、ビジネス的な視点も学びたいと思って、今の会社を選んだので、そういうところも勉強になって楽しい。

むすこは、寝返りをしだして、僕たちのこともはっきり見えている感じ。
目が合ったり、抱っこしてあげると笑ったり、コミュケーションが取れてうれしい。
ワンコ姉ちゃんもヒト弟に興味あるようで、最近はよくそばにいてくれる。姉弟のコミュニケーションをみるのも、また楽しみだ。

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