人生で何回引っ越しをするか?
このCM、見たことありますよね:
うーん、そうなのか。予想よりやや少ない印象です。
『人は』と言っているけれど、これは『日本人は』なんでしょう。農耕民族です(でした)からね。狩猟民族はもっと移動しそうだ。
では、自分は何回引っ越しているだろう?
── 数えてみました。引っ越しに関するエピソードもいくつか書いています。
① 両親と生活した18歳までで1回。
①⇒②で1回。
② 学生時代7年(結婚後の2年を含む)で3回。
②⇒③で1回。
③ 就職後、最初の渡米までは0回。
③⇒④で1回。
④ 最初の在米(大学院)時代に5回
(下記エピソード中の『アパート隣室への引っ越し』もちゃっかり入れてしまっていますが…)
④⇒⑤で1回。
⑤ 復職後、2度目の渡米までは0回。
⑤⇒⑥で1回。
⑥ 2度目の在米(赴任)時代に0回。
⑥⇒⑦で1回。
⑦ 帰任後、今のところ0回
合計15回です。たぶん、多い方なのでしょう。
この他、⑤の期間内に、会社近くで学生アパートを借り、そこで小説を書く、と家族に宣言した数年間もあり、それも引っ越しと呼ぶなら「+2」で17回になります。
最後の引っ越し先は、介護施設か、あるいは病院?
①③⑤⑦以外は賃貸です。
4畳半ひと間(キッチン、トイレは共同、風呂は銭湯)が最も狭い住居でしたが、近くには3畳ひと間のアパートもありました。そこに住む知人は、机の下の空間も利用して寝場所を確保している、と言っていました。
過去に住んだ場所を訪ねてみたいと思うことがあります。
実際に訪ねてみたこともあります。
引っ越しはエネルギーが要ります。
もちろん、お金も要りますね。
できるだけ身軽になって移動したいので、『断捨離』の機会にはなりますが、過去との決別が苦手な私は、ひとつひとつの案件に、
(うーん……)
と悩んで停滞するため、同居人に叱られてばかりです。
移動した後も、新しい場所で段ボールに入った書類や本をそのまま開けずに積み上げて放置する、という悪癖があり、これも叱責の対象です。
あまりに叱責が多いので、すっかり体が環境に適応して進化を遂げ、叱責案件と耳が判断すると、自動的に音声を遮断する機構が働くようになりました。
引っ越し回数が多いといっても私の場合は成人(今は18歳ですよね)以降です。
子供時代に親の転勤で何度も転校を繰り返した人からは、『処世術』を含めた性格や人生にかなり影響があった、とも聞きますね。
皆さんの引っ越し回数はどれほどでしょうか?