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応援消費;富山新湊の朝獲れイワシと金沢福正宗の生にごり酒

最近よく足を運ぶ北陸のスーパーに、富山新湊漁港の朝獲れイワシが出ていたので、お店で頭を落としワタをとってもらい、同居人に頼んで煮付け(生姜煮)にしてもらいました。
とにかく新しいので軽く煮て、だから骨は固いままで食べられませんが、とてもフレッシュで、まさにイワシの味。

朝獲れイワシをゲットしたちょうどその時、鮮魚売り場の横で北陸の酒を冷蔵庫に並べ始めていた。
お、これはコンビで『応援消費』だ、と富山・石川・福井の10数種類の日本酒の中から、ゲットしたのが、金沢の酒・福正宗の生にごり酒です:

にごり酒は久しぶり

「これってさ、来月のひな祭りを狙って出荷してるんじゃないかな」
「え、白酒ってこと?」
「きっとそうだよ」

酒は辛口が好きなので、にごり酒はめったに買わないのですが、なんだか味わいたい気分。

「アタシはそれ、飲まないからね」
「いいよ、俺が飲むから」

酒用米フクノハナって、今はほとんど作られていないんだよね

生のにごり酒なので微炭酸で甘め、『米』に近く、お米の香りを感じますね。これはこれで美味い。ただ……

美味しくいただきました

朝獲れイワシの煮付けも、福正宗のにごり酒も、どちらも美味しくいただきましたが、この『応援消費コンビ』は少々ミスマッチだったかもしれない。

にごり酒は食事のお供というより、食後にウィスキーの水割りのように飲むのがよさそうだ。つまみは野菜 ── ニンジンやゴボウ、キュウリなどの糠漬けなどが合いそうな気がします。

ところで、離れた地に住む人にとって、義援金や支援金の募金をする他に、この『応援消費』っていい考えかもしれませんね。

岸田首相が旅行業者を助ける北陸応援割を行うと宣言しましたが、税金を使わない『応援消費』を全国民にもっと呼びかけるといいんじゃないかな、と思います。
もちろん、政府や官庁はあらゆる機会をとらえて『応援消費』を行い、それをPRする

よし、今度は富山の酒にするか ── などと考えたり。
(能登の酒を探したけれど ── 無かった、やはり……)

#買ったわけ

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