本を大切にしない書店員が嫌いです
テレビやラジオなどの企画を考えたり台本を書いたりする放送作家が、日常の思いつきや体験などを綴るエッセイ風note。
今どきの書店は「立ち読み防止」「書籍損壊防止」の意味もあり、漫画本にはビニールをかけて販売しているところが多い。
折れ目や手垢がついたりしていない新品を買えるのは個人的に大歓迎なので、こうした取り組みは応援したい。
雑誌とかも、まず裏側(裏表紙)に立ち読みでついた折れ目が無いか確認してから買うぐらい神経質なので。
が!!
肝心な本を取り扱う書店の社員だったりアルバイトだったりの一部(大半?)が【コレクターの気持ちをまるで理解しない行動】を取るために腹立たしく思うことがしばしば。
俺 「会計お願いします」
店員「カバーおかけしますか?」
俺 「お願いします」
店員( ※※※ )
この( ※※※ )にあたる部分で、信じられない行動を取ることが多い。
一番多いのは
力任せにビニールを剥ぎ取ろうとするヤツ
次にあるのが
カッターで”本の上部”のビニール部分に切れ目を入れて剥がそうとするヤツ
おいおい!
「細かいこと気にすんなって! 多少傷ついても作品は読めるんだからいいじゃねぇかよ? お客さん!」
じゃないんだよね…コレクターってのは。
なんのために、コンビニで買わずにわざわざ書店で買っていると思ってるんだよ?(激怒)
なので、ブックカバーをもらう時には必ず
「自分でやるので、カバーだけ下さい」
と言うようにしている。
手間はかかるけど、これなら本が必要以上に傷つかないので安心して買える。
にしても、書店で働くんだからさ…せめて「紙の本」を買う人の心境は少しでも理解して欲しいな。
電子書籍時代の中、なぜわざわざ紙で買っているのかの意味を理解してないんだろう。
本を大切に扱えない人に書店で働いて欲しくないと…コレクター癖のある俺としては願うばかり。
そう言えば、昔……。
栃木で学生してた頃、『アニメイト』でわざわざ10枚で150円くらいする透明のブックカバーを購入してたっけ〜。
中高生の頃の150円ってワリと手痛い出費だと思うけど、それ以上に本が傷つくのが許せなかった。
「本が傷つくのが嫌なら、永久に新品状態を保っていられる電子書籍を買えばいいじゃん!」
というクソリプが飛んできそうだが…。
紙に慣れ親しんだ昭和世代は、そう簡単に割り切れる問題じゃないのさ。
あと、ジジイになりつつある身からすれば、スマホは画面が小さくて文字が読みづらい(苦笑)。
いちいち拡大・縮小を行うのが面倒なのよ。
なので、電子書籍を読むならiPadを持たないと辛い。
将来…といってもあまり時間が無いけど。
漫画本で埋め尽くされた本棚を壁面に置けるような家に住んでみたいものだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?