これからの商売は、ファンベースが鍵
先日、100円ショップをうろうろしてた時に思ったことがある。
最近は、本当に、便利で、安く、いいものが溢れてる。
100円でこのクオリティかよ…!
食べ物に関してもそうだ。セブンイレブンの冷凍チャーハンほど、手軽に美味しくいただけるものはないと思う。
世界中の企業のお偉いさんたちが、日々いいものを安く売るために、努力を重ねてきたおかげだとつくづく思う。
しかし、今の世の中は便利になりすぎた。
最近って、生産者は、いかに安くて便利なモノを作るか!? 消費者は、いかに安くて便利なモノを探すか!?
これに突出しすぎて、みんな疲れてる。
特に何の苦労もなく、素人でも美味しいご飯を作れるし、100円ショップに行けば、簡単に即席BBQセットが手に入る時代だ。
大量生産大量消費の時代は、終わりつつある。
これからは、ファンベースでのやり方が主流になるだろう。
ましてや、最近では、ミニマリストという考え方が広まりつつある。
ミニマリストとは、自分の持ち物でときめきを感じる、本当にいいものだけを残す考え方だ。
その影響で、基本的に、持ち物は少なくなる。
革命的な、技術の進歩ですでに製品の質、食べ物の味で、勝負することは難しくなりつつある。
そうなったとき
人間はモノを買うとき、ヒトで選ぶ。これが、主流になると思う。
例えば、
「僕はあの人の考え方が好きで、ファンだから、あの人が作った洋服を買おう。」
「僕の好きなYouTuberが使ってる、スマホのケースかっこいいなぁ…!」
人間の心理の中に、同一化、というものがある。
これは、対象になる相手と同じことをすることで、欲求を満たそうとする行為だ。
この同一化は、容姿に対しての憧れという例もあるが、今回はその人の生活スタイルに憧れる。
というパターンもある。
これからの時代、売り手も買い手も、いかにファンを作るかということが鍵だと思う。
そのファンとは、容姿やスタイルだけではなく、その人の日常、生活スタイルを切り取ったものも指す。
というお話でした。
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