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【ふせん会議術12】初心者でもすぐ使える5つの秘訣。まずやってみましょう!
みるみるプロジェクトが進む「ふせん会議術」は初心者にすぐは無理?と思ったあなたに、、いいとこどりする朗報です。
この記事は、以下の記事の無料部分を読んでいただいた方で「おもしろい、ぜひやってみたい、、でもちょっと私にはむつかしい、、、」と思われた方に書いています。
🙇 まずは「ふせん会議術」入門編 無料部分だけでもOKです
🙇 次に「ふせん会議術」全体像 無料部分だけでもOKです
🙇 次に「ふせん会議術」から自分でもできそうな部品を探すマガジン 無料部分だけでもOKです
私の「ふせん会議」との出会い
私が30代半ばごろ、IBMの社内研修で「CPS演習コース」がありました。
すぐ申込み、神戸の六甲山ホテルでの合宿研修を受講しました。
上の記事の「プロジェクトの成功率が上がる4ステップ」を全て理解し、演習しました。 そのコースでは、演習だけでなく、模範も見せてもらい、さらに様々な「コツ」も教えてもらいました。
なぜなら、講師の人たちは全て、IBM社員のSE (Systems Engineer)でこの手法の経験者だったのです。
そして、すぐ、このフルセットを実体験する場がありました。
詳しくは、下記記事をご覧ください。
2012年から、企業の中堅社員向けに「ふせん会議」の実習つきセミナーを始めました
セミナーに出席いただいたのは、2024年6月現在て412名、「セッションリーダー」という「議論の交通整理役」を実習してもらいます。
結果、「価値はすごくある、私もやってみたい」、、、でも難しい。 というのが大半の方の異見です。
412名の受講生から「難しい要因」は以下のようなものです。
(コロナ以降)最近はリモート会議が多く、、、ふせんは使えない、、、
セッションリーダーは「第三者」という立場で議論の整理をするが、社内では「当事者」になってしまう
セッションリーダーの一人4役「問いかけ、聞き取り、ふせんに書きとり、書いた内容を全員に合意を得る」、しかも「時間内に、全ての問題・重要解決策をまとめる」 と言うのは、すぐには無理
「にわとり」と「たまご」: 経験がないからできない? でもセッションリーダーを経験しないと身につかない? つまり、機会がない
ここに答えがありますー 部分利用!です
ふせん会議術は、大きく3つの「プロジェクト推進力」を与えてくれます。
大事なことは、これらすべてができないと、「ふせん会議術」は無理だ、、と考えないことです。 そう! 使える部品から始めればいいのです。
🙇(1)ふせんを使った、会議運営技法
🙇(2)問題の構造化
🙇(3)4つのステップでプロジェクトを推進
![](https://assets.st-note.com/img/1717447422848-L6q9eGoIe4.jpg?width=1200)
部分利用(2)問題の整理方法
詳しくは、下の記事にコツをまとめていますが、超要約すると
✅1わかりやすい問題表現に慣れる
何を言っているかわからない。 信ぴょう性がない、、と言った問題を、「目標」「目標に到達できない問題・悪い結果」「その原因」という構造にわけることなんです。
もう一つは、問題の表現を「具体的」「SVOC:主語述語目的語の文章で表現」「数字で」表現することで、その場にいない人でもわかるよう表現するのです。
このコツは、会議でなくても、本当に役立ちます
部分利用(1)会議のルールを事前に合意
✅2 セッションを始める前に「武器:セッションルールと参加者の役割」を説明し、合意を得ておくこと
参加メンバーが何を言っているかわからないときは、セッションリーダーの責任ではありません。 ふせんを発言者にわたして、「具体的に、SVOCで、数字を入れて書いてください」と渡してもいいくらいです。
部分利用(3)プロジェクトがはかどる4つのステップ
これは、「ふせん会議術」と言うよりは、プロジェクト管理のコツです。
✅3キックオフを必ず行う
プロジェクト責任者(トップ)からふせん会議の「目的」「目指す目標」「全員への期待」「ふせん会議のセッションリーダーに従うこと」を宣言してもらうのです
![](https://assets.st-note.com/img/1717448440878-WPQgSDS4yA.jpg?width=1200)
✅4活動計画に「誰が」「いつまでに(年月日)」を明記する
指名するのは、嫌われますが、コツは、「この解決策の実行は、どなたがやっていただけますか?」 と言って、参加者の誰かが「しかたなく」手を上げるのを待つだけです。
これで、多くのプロジェクトの進捗が進みます。
✅5 ふせん会議が終わる直前に、必ず進捗確認会議をセットする
せっかくいい会議で解決策・活動計画ができて、全員Happyになっても、会議が終わって職場に戻ると、、決めた活動計画の実行がおろそかになります。
または、環境が変わって、他の飛び込み仕事が増えたり、、、
だから、1か月後に必ず集まって、進捗会議を行うのです。
まとめ
私は、IBM社で使われているCPSという手法に、「ふせん」を使う会議術を追加した「ふせん会議術」を使い、お客様の問題解決を300回以上ご支援してきました。
また、ふせん会議術をテーマでセミナーを実施しており、2024年3月時点で38社412名に受講いただいています。
大半の受講生は、「いいセミナーだった」と評価いただいていますが、実際に職場に帰って「ふせん会議術」を実践されている人は少ないように感じています。
せっかくセミナー受講して、、または私の「ふせん会議術」のマガジンを購入いただいて勉強しても、使わなければもったいないです。
以下の5つの候補からでも、ぜひ部分的に活用し始めて下さいね。
✅1 わかりやすい問題表現に慣れる
✅2 セッションを始める前に「武器:セッションルールと参加者の役割」を説明し、合意を得ておくこと
✅3 キックオフを必ず行う
✅4 活動計画に「誰が」「いつまでに(年月日)」を明記する
✅5 プロジェクト会議が終わる直前に、必ず次の進捗確認会議をセットする
みなさん、ふせん会議術に興味を持っていただいたら、この記事のコメント欄にお伝えください。 簡単な演習を無料で差し上げます。
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