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[新規事業アイデア]つながりがある人での物品販売フリマサービス(〜フリマアプリ編〜)

こんばんは!
合同会社カイギャクの代表、福井駿一と申します。
今まで考えたアイデアの数が300個以上ある自分が、アイデアの概要と調べた内容を、何回かに分けてアウトプットしていこう!という内容です。

今回は第五弾、フリマアプリ編です!

新規事業担当の方新規事業をお考えの経営者の方、将来起業を考えている方ポートフォリオの題材を探しているエンジニア、デザイナーの方が、新しくアイデアを思いつくキッカケになれれば幸いです。

初めに

おすすめの楽しみ方としては、サービス概要のアイデアを見るのはそこそこにして、競合調査などの調査内容を見ながら、自分なりに新しくサービスアイデアを思いついたらコメント頂けると、この記事がもっと面白くなると思います!

あと、書かれてるアイデアはもちろん著作権完全フリーなので好きに使ってこの世界の改善に役立てていただけると幸いです!


今回のアイデア

タイトル

「つながりがある人での物品販売フリマサービス」

背景、サービス概要

とあるフリマサービスで物を買ったが、支払った金額の割に品質が悪く、騙された気分になった。
そのような経験もあり、自分はある程度値が張るものに関して、情報の非対称性(市場において各取引主体が持っている情報に差がある)があるがためにフリマアプリで物を購入するのにハードルがある。
自分と繋がりのある人同士(SNSだったり、リアル)で物のやり取りができたら、信頼性や安心感が一定生まれるため、購入しやすいなと思った。
バザーDX的な?

イシュー(主にデマンド側)

  • フリマサイトで知らない人から物を買うのが信頼性の面で不安

  • 購入前のやり取りに関しても、知らない人に対しての態度があまり良くない方が一定数いるため、気持ちが良くない。

サプライ側のイシューとなりえるものとしては、
速攻で物を売るために知り合いに声をかけるが、お金取るの申し訳なくて無料で渡しちゃってるのを見る。
が、こちらは他サービスでより良い解決ができそうなので、一旦見なくて良さそう。
(何か他に既存フリマサイトに関してのイシューあればコメントお願いします!笑)


ビジネスモデル

メルカリと同じく、CtoCのマッチングプラットフォーム。
主に販売手数料振込手数料で料金をいただく。

下の競合調査で手数料に関してはまとめるが、
販売手数料は大体5~15%
振り込み手数料は大体100円~300円
が相場らしいのでそこらへんにする(雑。笑)

↓メルカリの例↓

https://unlimited-journal.com/business-model/612/


競合

  1. メルカリ、ラクマなどのフリマアプリ

  2. ジモティ

  3. おうちでバザー


優位性

1)信頼性とか安心感
知り合い同士でのやり取りメインなので、知らない人とやり取りするより信頼性や安心感が強い。
メルカリが行った調査でも、フリマでの商品購入時に気をつけてることで「信頼性」のランキングは上がってきているので強みとしてあげられる。

2)ユーザーの質
ジモティに関して、取引にお金が一切かからず、地元の人とやり取りができるため、すぐ売買できるのは強いが、お金がかからないだけあってか、民度があまり高くない印象。(個人の意見です。)
性善説かもしれないが、知り合いだけでやり取りするサービスなので、そこまで民度は低くならない印象。

3)利便性
似たようなバザーをオンラインでやっているサービスだが、商品をいくつか持っているユーザーしか出品できなそう。
メルカリが出品ハードルを下げて、既存のフリマサービスを追い越したように、ユーザーが気軽に出品できるようなプロダクトに仕上げる


懸念

  • 転売ヤー

    • リサイクルショップで購入したものを複数回にわたって転売したら古物免許がない場合は怒られるので、その抑制をプロダクト内にて行う必要がある。

  • 違法な物の取引対策

    • もちろん違法なものは扱わせないよう、検知システムの導入などで監視体制を整える

  • 住所や決済情報を扱うので個人情報の取り扱い

    • 特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドラインに沿った対応と、セキュリティ面でもデータのマスク化など行って対策します。

  • コンテンツ数

    • 知り合いしか商品が購入できないため、ユーザー数を増やすための取り組み(マーケ施策)は必須。


参考で、消費者庁が出してるフリマサイトでの消費者トラブルです。↓

https://www.caa.go.jp/about_us/about/plans_and_status/digital_platform/pdf/consumer_system_cms101_200210_01.pdf


既存フリマアプリの分析

メルカリ
  - 登録料などの ハードルがなく、システムがシンプルなので、ITに疎い人たちも使える
  - 販売手数料 10%   振り込み手数料 1回20円
  - アプリでの提供はここが最初?
  - 個人出品者中心

ヤフオク(フリマってよりオークションかな?)
  -
出品手数料がかかる
  - 
販売手数料 5%. 振り込み手数料. 1回100円
  - 性別問わず、幅広いユーザー層
  - pc中心
  - 価格は落札者が決める

ラクマ
  - 楽天の提供するサービスのため、楽天サービスとの併用ができる
  - 販売手数料  6%+税  振り込み手数料. 1回210円
  - フリルと統合しているため、女性ユーザー多そう。
  - マネフォとも連携できるらしい
  - BtoC市場も確保

https://oikura.jp/magazine/tips231/


グラフや図がとても見やすかったので追加の参考資料です!


軽く市場調査

個人間EC(CtoC-EC)市場
2兆2,121億円(2021年)
前年比12.9%で右肩上がりの市場
参考


リユース市場

2兆4,169億円(2020年)
SDGsへの意識の高まりも起因して、年々拡大傾向らしい
参考

不用品市場
7.6兆円(2018年)
参考

メルカリ関係
GMV

7,845億円(2021年)
MAU
1954万人(2021年)
アプリダウンロード数
6000万人(2022年)

どちらも右肩上がり
ARPUとかは公表されてなさそう。

ラクマ
MAU
500万人前後

アプリダウンロード数
2,500万(2020年)


まとめ

今回は、某フリマアプリで失敗体験があったので今日思いついたアイデアでしたがいかがだったでしょうか!
フリマで失敗しましたが、しっかり記事として負の感情を昇華したので、もう忘れます笑

EC関連だとやっぱり市場規模が圧倒的に違ってきますね。
他にもEC関連のアイデアが沢山あって、今後どんどん出していく予定なので、以下のマガジンをフォローして見逃さないようにしてください!!
(あれ、なんかユーチューバーっぽいセリフだな。)

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