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【IELTS受験者必見】CD IELTSを実際に受験して分かったメリットとデメリット

こんにちは、shunGoです!!!

今回は、私が先日12/18に受けたCD IELTSについて、実際に受けてみて分かったCD IELTSのメリットとデメリット、そして従来の紙ベースの受験タイプとCD IELTSのどちらがお勧めかをシェアしたいと思います。

ちなみに私は約2年前に1度だけIELTSを受験したことがあり、その時は従来の紙ベースでの受験でした。そして今回人生で2回目、CD IELTSとしては初受験でした。

既にネット上にCD IELTSについて詳しく書いているブロガーの方も多いと思いますが、ここでは私shunGoが実際に体験して感じたことを書こうと思います。

これからIELTS受験をしようと考えている方、従来の紙ベースのIELTSは受験したことあるけどCD IELTSは初めて受けるという方、TOEFLとの比較をしたい方などにとっては有益な情報だと思うので是非読んでください!(^^)


①CD IELTSとは?従来のIELTSとの違いは?


そもそも従来型のIELTSとCD IELTSの違いがイマイチ分からない方や初めてCD IELTSについて聞くという方のためにざっくりと説明したいと思います。

既に知ってるよという方は次の項目に進んじゃってください。

CD IELTSとは、従来のIELTSとは異なりスピーキング以外はパソコンで受験をする形になります。これがCD IELTS最大の特徴です。他に従来型の受験タイプとの違いとして、受験日から3~5日後と早期に結果が見られること、受験日の選択肢が多いこと(平日/土日ともに開催日あり)、受験料が5000円抑えられる機会があること、などがあります。

また、従来型のIELTSがライティング→リーディング→リスニングの順番であるのに対してCD IELTSはリスニング→リーディング→ライティングとなるのも見逃せません。リスニングの試験時間に関して、従来は60分で最後の10分間に答案用紙に書き込む時間が与えられますが、CD IELTSでは試験時間が30分で最後の2分間だけ見直しの時間が与えられます。

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(画像出典元:公益財団法人 日本英語検定協会)


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②CD IELTSのメリット


それでは早速、経験談を踏まえてCD IELTSのメリット6つについてシェアします。


1、【リスニング】ヘッドフォンを着用できて音声がハッキリ聞こえる

これは正直かなり助かりました。6つのメリットの中でも1番恩恵が大きいのがこれです。私は前回の受験時にリスニングで少し苦い思い出があり、大部屋で音声が少しエコーがかっていて聞き取りづらかったのです。しかし今回はヘッドフォンがあり、音量も自分好みに調整できたので環境としては良好でした。

2、【リスニング】紙とペンがあるので軽いメモに使える

私はパソコンが苦手ではありませんが凄く得意でもありません。加えて、リスニングのPart1で出題されることがある固有名詞や住所のスペルを書き取る問題や携帯電話番号を書き取る問題では脳内処理の速さが求められるので紙に書き取る方が個人的には好みでした。その点、メモ用紙とペンが用意されているのでその問題の時だけ一時的に紙にメモをできたのは個人的に非常にありがたかったです。

3、【リーディング】ハイライト機能やコピペ機能が使える

これは今回受験後に知った機能でした。恥ずかしながらリサーチ不足です。受験者の方の中にはリーディングで問題用紙にメモや下線を引くなど独自の解き方がある人も多いと思います。そのような方にとってこのハイライト機能は外せない必要不可欠な機能だと思います。また、コピペもできるため時間短縮およびスペルミスなどのケアレスミスの防止も可能です。

4、【ライティング】タイピングなので修正が楽、自動文字数カウントあり

まず、修正が楽なのは言うまでもありません。あるいは時間が余ったとき、後から途中に1文書き足したいと思った時にも修正が効きます。実際今回のtask2で私は問題文に対し解答が不十分だと気づき、完成していた文の途中に1文ねじ込みました。自動で文字数カウントしてくれるのも本当に助かります。従来型では書いてる途中や書き終えた後に文字数を数えるという不毛な時間がありましたから、その作業が省けるとなるとプラス2~3分は解答時間に充てられます

5、【ライティング】紙とペンがあるので構成の際に使用できる

これは実際に受験してみて、意外だなと感じた瞬間でした。私の当初の予定は、先に文章構成メモを日本語で解答用紙にざっとタイピングし、その後から本文を書き始め、書き終わったら文章構成メモを消すという作戦でした。しかし本番では、全角/半角キーが反応せず常に半角のままで日本語で構成メモが取れなかったのです。その時、メモ用紙とペンがあったため構成メモとして使用しました。英語での文章構成が難しい方は、紙とペンでメモを作成するのも1つの手だと思います。

6、【その他】リスニング以外でもヘッドフォン装着OK?

リスニングで使用したヘッドフォンは、もしかしたらその後のリーディングやライティングの際にも使えるかもしれません。今回、リーディングの試験中に会場のすぐ近くで工事の音が鳴り始めました。結構な騒音で、10分ほどで鳴り止みましたがその際試験管から「ヘッドフォンをつけたい人はつけてもいい」とアナウンスがありライティングの試験終了までしてました。今回の対応は騒音対策だったと思いますが、常時ヘッドフォンが使えるのであれば、他の受験者のタイピングの音や環境音が気になる方にとってはメリットになるでしょう。ただし、装着していいかどうかは試験管に聞くのが賢明です。

③CD IELTSのデメリット

では続いて、CD IELTSのデメリット5つについてです。

1、【リスニング】最後のまとまった解答時間が短い

個人的にはそこまで大きなデメリットではなかったですが、最後に見直す時間が短いので、スペル問題などは間違いなく一発で解くことが大事になってくるかもしれません。特に、従来型のIELTSでリスニングの最後にまとめて回答するタイプの方がいたら、CD IELTSでのリスニングは要注意です。

2、【リーディング】問題文への書き込み制限は辛い

これがデメリットの中で最も痛いと感じた点です。メリットの方でハイライト機能が使えると書いたのですが”無いよりは良い”という感じで、やはり従来のように問題文に自分の思い通りに書き込むスタイルができないのは正直かなりきつかったです。なので、CD IELTSを受けようと思っている方はCD IELTS用の対策が必要かもしれません。メモを一切取らずに解く、ハイライト機能を想定して下線だけ引いて解く、用意されている紙とペンを上手く活用する、などの対策が挙げられます。

3、【ライティング】他の受験者のタイピング音が気になる

これも結構気になりました。今回はライティングの試験時間もヘッドフォンをしていたのでいくらか軽減されたと思いますが、やはりタイピング音はかなり気になりました。中にはタイピングが早い人も多くて焦燥感を煽られます笑。正直、従来タイプの他の受験者の鉛筆の音よりも気になったと思います。謎に煽られるタイピング音に負けず落ち着いて集中するスキルが必要そうです笑。

4、【ライティング】タイピングの速さや正確性に自信無い人はきついかも?

従来の紙ベースであればあまり差はありませんが、CD IELTSではパソコンのタイピングが早い人と遅い人の間には解答時間や考える時間の余裕に大きなギャップが生まれると感じました。また、スペルミスについては残念ながら自分で確認しなければならないのでタイピングミスが多かったりするとその分減点にも繋がりますし修正にも時間を要すのでタイピングの速さだけでなく正確さもあるに越したことはありません。

5、【その他】腕時計の持ち込みできず、細かな時間管理ができない

IELTSは問題のボリュームに対して解答時間が短いので時間との勝負です。そのため私は分刻み、秒刻みでタイムマネジメントをするように練習してきたのですがテスト本番は、パソコン上に「◯ minutes left」という数字が5分おきに変わるだけで、1分ごと、1秒ごとの残り時間を見ることができません。室内に壁掛けの時計もありますが今回私は時計から遠く見づらい席だったのでそれもストレスでした。

④従来型とCD IELTSどちらがお勧め?


以上、CD IELTSのメリットとデメリットを紹介してきましたが、ここではCD IELTSと従来型のIELTSのどちらがお勧めかについてお話ししたいと思います。

結論から言うと

「パソコンに苦手意識がなければ、CD IELTSの方がお勧め」

です。ただし、

「自分の得点源となるセクションのメリット/デメリットの度合いによる」

とも言えると思います。

例えば私の場合、自分の得点源となるセクションは1番がリスニング、2番がリーディングです。そして、CD IELTSにおけるリスニングのメリット/デメリット、リーディングのメリット/デメリットを考慮した時に、リスニングのメリットがかなり魅力的で、リスニングとリーディングのデメリットよりもスコアへの影響が大きく、またデメリットについての対策が出来そうだと考えたため、CD IELTSの方が自分に合っていると感じました。もちろん、パソコン操作も人並みなので問題ないかと。

こんな感じで、CD IELTSの各セクションのメリットとデメリットと自分の得意分野を照らし合わせて何が一番自分のスコアに影響しそうかを考えて決めると良いと思います。

まだCD IELTSを受けたことがない方は、私が感じたメリット/デメリットを読むだけでなく、他の受験経験者の方のブログから情報収集をしてみてもいいかもしれません。もしくは、少し高くつきますが実際に一度受験してみて体感するのも決して悪い選択肢ではないと思います。


⑤最後に


いかがだったでしょうか?

CD IELTSについて少しでもお役に立てたら幸いです。
IELTSを受験するという方は、もう既に英語に対するモチベーションや関心が高くグローバル思考の方が多いと思います。そんな皆さんであれば、CD IELTSだろうが従来型のIELTSだろうが高得点を獲得されることと思います。私はそう願っています。

英語学習辛いこともありますが一緒に頑張りましょうね!!


では、また!!!!!

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