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結婚や恋愛は「運命」か「確率」か

運命的な出会い。

誰しもが憧れる言葉です。地球上には78億人の人間がいます。その中のたった2人の男女が惹かれあえば、そこに運命を感じてしまうのは当然かもしれません。

しかし、全く逆の考え方もあります。

例えば、経済学者の森永卓郎さんのエピソード。

自分がモテないことを100%理解していた森永さんは、女性を口説くことを確率論で考えていたという話です。

詳しい内容は忘れてしまいましたが、確か「100人の女性に声をかければ、1人くらいは交際できる人がいるかも」と彼は考えた。100人に1人といえば1%。交際確率1%に森永さんは希望を見出したんですね。

このエピソードに反発される方もいるかもしれませんが、この確率論で恋愛を語ることは、ある意味的を得ています。

例えば、皆さんの見回りでも、「女子校のおじさん講師が生徒と結婚した」という話を耳にしたことがあるでしょう。

【難しい話が苦手な人は読み飛ばしてください】
女子校は比較的小さなな学校が多いので、1クラス30人のクラスが1学年に3つほど。1学年の生徒数は90人。3学年あれば約270人の女生徒がいるわけです。その学校で9年ほど講師をしていれば、3回転して810人の未婚の女性と出会うチャンスがある。18年講師をしていれば倍になり1620人です。しかもライバルがほとんどいない環境で。

どんなダサい先生だったとしても、1620人に1人くらいは好意を寄せてくれる生徒がいてもおかしくない。例え結婚生活の結果が好ましくなかったとしても、とにかく結婚はできるのです。

そんな1620分の1の本人達でさえ、愛し合っているときは運命を感じている可能性が高い。

ということは、恋愛について「運命」と「確率」は違うものではなく、ドアとドアノブのように一体化したものと考えることができるのかもしれません。

さて、このNOTEを読んで、皆さんはどう感じましたか?

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