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小説は恋愛の教科書

学生時代、教科書を使って勉強しましたよね。

授業は教科書通りに進められ、教科書を丸暗記すればテストで良い点数がとれました。先生も生徒も必ず持っている。とにかく勉強するために大いに役立つのが教科書でした。

では、恋愛に教科書はあるでしょうか?

もちろんありません。

ただ、恋愛のお悩み解決の本、恋愛のアドバイスをくれる本、婚活本などは本屋さんで売っています。そういったものを読んでもいいでしょう。

でも、実はもっと恋愛を学べるものが本屋さんで売ってます。

それは小説です。

小説は人生の縮図です。そして小説の中で主人公は必ず恋をします。リアルの世界と一緒です。長い人生の中で恋愛がどのような立ち位置で、どのように人生を狂わせるのか?いい小説を読めばとても勉強になります。

恋愛にフォーカスした軽くて読みやすい恋愛小説よりも、名著と言われるような作品の方が人間の本質が見えてきます。そういった小説をじっくり読むのもいい。夏目漱石の「こころ」などは男性心理を考える上ではオススメです。

しかし、中には「私の人生と小説は違いすぎて・・・」と否定的に考える人もいるかもしれません。そういった方は自分の環境に近い小説を探してください。

例えば、仕事をアラフィフ女性が年下の男性に好意を抱いているのであれば、石田衣良の「眠れぬ真珠」がいいでしょう。男性教諭が教え子の女の子を意識してしまっていたら島本理生の「ナラタージュ 」がお勧めです。

意外と探せばあるものですよ。

残念ですが、人生は一度きり。ぜひ色々な小説を読み、疑似体験をし、自分の人生に活かしてください。


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