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フードセラー#2 なぜ唐辛子は種類によって辛さが違うのか。

唐辛子って不思議だなってふと思ったんです。というのも、野菜によっては同じ種類でも色が違ったり形が違うことはあるけれど、味自体が違うというのはあまり聞いたことがない。故になんでだろうって考えてました。

唐辛子という大きい括りの中にあまり辛くないししとうからハバネロといった激辛系までかなり含まれている。なぜだろう。なぜこんなにも種類があるのか。

この話の前提として、そもそも植物は種を運んでもらって繁殖していく、ということ。なので自分の実を虫や動物に食べてもらったりして生息地を広げている。

それなのにあれだけの辛さと見た目をした唐辛子はあまりにも繁殖に不適当ではないのか、と。


これを前提に、それならば捕食者が多い地域ではあまり辛くない唐辛子が。捕食者の少ない地域では辛い唐辛子が育つと考えられる。
しかしこれでは辛い唐辛子の繁殖方法が分からない。

ここで調べてみると、どうやら他動物では反応してしまう「カプサイシン」が、鳥には反応しないそう。つまり辛い唐辛子も鳥のおかげで繁殖が可能になると。


ここでこの話は落ち着いたと思ったのですが、考え直してみると、唐辛子自体の種類がそもそもそこまで多くなく、品種改良によって辛いものができたのではないかと。
そう考えると唐辛子はかなり新しい植物になる。


まとめると、捕食者の関係で辛さが変わったのか、そもそもの種類が少ない中で品種改良によって辛さのバリエーションが増えたのか。ということです。

何か他意見あったらぜひ聴いてみたいです。

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