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お金を使ってもらえるホストとは


早い年齢からホストを始めて

金銭感覚は少しずつ変わっていった。

当たり前になることが怖い

無駄なプライド、カッコつけ故に

何度も金銭的ピンチになったが、なんとかなっている。

若い頃、ホストクラブのお会計の時に

普段おとなしいお客様から

札束を投げられた

【あなたの仕事はなに?】

くそプライドの塊となっていた僕は、何も言い返せなかった。

思考することから逃げてしまった。

それ以来、そのお客様と連絡とれることはなかった。

その金額相応のホストではなかった。

それ以前に、人として向き合っていなかった。

誰よりも楽しませる。笑顔にさせる。

その上で、お客様が決める金額だ。

お客様に寄り添ってなかった。

自分のことばっかり。

全部甘えだった。

苦労せず調子に乗っていただけ。

他にも沢山のお叱りをうけている。

いまは、ダブルワークとして寿司を握り、提供している。

決して安いわけでないが、ホストクラブの金額と比べると、とても違う。

このバランスがいまの僕を成長させてくれている。

沢山の価値観、接客に対する姿勢。

突き進んでいく。

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