ホスト×寿司職人 SHUN

ホストクラブSmappa! Hans Axel von Fersenプロデューサー。寿…

ホスト×寿司職人 SHUN

ホストクラブSmappa! Hans Axel von Fersenプロデューサー。寿司処へいらっしゃい大将。ホスト歴14年。寿司屋歴1年。Smappa本店の代表を10年間努め、2019年にプロデューサーに就任。僕が思うホストクラブの在り方や、接客哲学を書いていこうと思います。

最近の記事

へいらっしゃい1ヶ月休業のお知らせ

平素よりへいらっしゃい、SHUNを応援していただき、 誠にありがとうございます。 多くの皆様に支えていただいている『へいらっしゃい』ですが、 先日、僕が右手を怪我してしまい、 一ヶ月ほど寿司握れない状態となってしまいました。 つきましては、誠に勝手ながら約一ヶ月お休みさせて頂きます。 突然のご報告になってしまい、皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますこと 深くお詫び申し上げます。 再開の日程につきましては、改めてご案内申し上げます。 今後とも、変わらぬご愛顧の

    • こういう寿司屋の大将に僕はなりたい。

      冬は胃が縮んでいるから、シャリは柔らかくしたからね 優しく暖かいシャリでスタートしたコースは 大衆寿司屋のカウンターだった。 決められた素材、マニュアルの中で その大将しか握れない寿司を出す。 暖かく優しい寿司から徐々にドライな表情になっていく しかし、芯にあるのは「優しさ」 どこまでも優しい味わい 相手のことを思いやった寿司。 コースの内容は、会話で変わる。 大将の観察眼は凄い。 ちょっとした体調変化 飲んでいるお酒 他のお客様の空気 すべて逆算

      • 追求することのおもしろさ

        何かのきっかけで、違うことをしたくなったり、興味が湧く。 でもそれが自分の得意分野とは限らない 興味があるから追求する その追求するエネルギーにより 苦手なものが得意になったり コンプレックスが武器になる と僕は思っている。 人と話すことだってそうだ。 ホストをやっていて うまく喋れない。 苦手だ。 次はなんでだろう。と考える。 無駄なプライドまみれ うまく喋ろうと格好だけつけようとする自分がいる。 大抵自分のことしか考えてない、ものすごく視野が狭

        • お金を使ってもらえるホストとは

          早い年齢からホストを始めて 金銭感覚は少しずつ変わっていった。 当たり前になることが怖い 無駄なプライド、カッコつけ故に 何度も金銭的ピンチになったが、なんとかなっている。 若い頃、ホストクラブのお会計の時に 普段おとなしいお客様から 札束を投げられた 【あなたの仕事はなに?】 くそプライドの塊となっていた僕は、何も言い返せなかった。 思考することから逃げてしまった。 それ以来、そのお客様と連絡とれることはなかった。 その金額相応のホストではなかった。

        へいらっしゃい1ヶ月休業のお知らせ

          ホストである自覚を持て、君は少年ではない。

          僕は歌舞伎町に来る前に、東京下町で少しホストをしていた。 友人の兄が経営していて、受け入れてくれた。  先輩からもらった、 ティノラスのスーツとちょっとイカついセカンドバックを持ち、 毎日自転車でホストクラブ。 売れるための順序  を理解するのに時間がかかった。 まずホストへの信頼を得る 掃除、買い出し、営業後までしっかりいること がそこでは、大事だった。 そこから初めて、少しずつヘルプに着かせて頂けるようになった。 ひとつひとつの席で 徹底してメモを取る

          ホストである自覚を持て、君は少年ではない。

          言葉を知ることの重要性

          【カウパーキング】 僕は長らくこのバンドに在籍している バンド名は、メンバーのアメリカでの珍事件が由来らしい。 僕の加入前から決まっていて、しばらく教えてもらえなかった。 メンバー皆それぞれ仕事を持っており、忙しい合間を縫って、練習をした。 オリジナル曲も持っており、CDも制作した。 このバンドに僕はどれだけ救われただろう。 みんな僕より年上で、とっても大人。 ボーカルが歌詞を覚えやすいように、詩をしりとり形式で作ったり 演奏の練習以外で、歌詞の勉強会などあ

          言葉を知ることの重要性

          お客様との距離感

          【距離感】 ホストクラブでは、物理的に距離が近い。 提供するものは、女性が喜ぶ、癒される おもてなし、気遣い、ホストであること。 【女性の為の寿司屋】を始めて お客様との距離感につまずいた。 せっかちな僕は、スピードが大事だと勘違いしてました。 となりに座って、接客したいと心の中でジタバタしてました。 へいらっしゃい、僕の目の前は 物理的にカウンターがあり、提供するものは、寿司、ドリンク、もちろんホストの経験から得た、おもてなし、気遣い。 もちろん提供する

          お客様との距離感

          世界中の誰よりも先に、貴女の変化に気付くホストでありたい

          僕が思うホストクラブとは 女性の為の、秘密の隠れ家。 本名も仕事も家庭環境も関係なく 1人の女の子として楽しんで頂く場所。 であり、 それに、寄り添った接客をするのが我々の仕事です。 そのベースの中に、 沢山のホストがいて 沢山のお客様がいて 沢山の接客があります。 もちろん、答えなんてありません。 しかし、はじまりは、 おもてなしです。 世界中の誰よりも先に、貴女の変化に気付く。 帰られたとき、美しく、笑顔になっていてほしい。 僕は女性の味方で

          世界中の誰よりも先に、貴女の変化に気付くホストでありたい

          -僕がホストクラブのプロデューサーになった理由-

          長い間、ホストクラブの代表を務めさせて頂きました。 代表の仕事は、店舗の舵取りです。 常に判断を求められます。 歌舞伎町の流行りと僕の理想 このバランスを取るのが、難しかったです。 僕等の店、Smappa! Hans Axel von Fersenのテーマは フランス ヴェルサイユ。 店舗の名前は 僕の誕生日がマリーアントワネットと同じで、彼女を一番愛したであろう、愛人のフェルセン伯爵の名前をお借りしました。 【女性がドレスアップして来店したくなるようなホ

          -僕がホストクラブのプロデューサーになった理由-