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ボルドーのワイン博物館 La Cité du Vin(シテ・デュ・ヴァン)

パリからサンセバスチャンへ行くにあたり、ボルドーを経由することにしました。ワイン博物館 La Cité du Vin(シテ・デュ・ヴァン)がとても楽しかったのでおすすめです。
※情報は2019年のものです。

ワイン博物館 La Cité du Vin(シテ・デュ・ヴァン)

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ワインの歴史や奥深さを伝えてくれる展示が目白押しのこの博物館は、半日は飽きずに楽しめます。私は期待以上の展示の内容と多さに大満足でした。
展示の後は眺めがきれいな最上階で好きなワインを1杯いただくこともできます(入場料に込み)。

入場料は20€。日本語のオーディオとワイン1杯込みです。
企画展は別料金が必要でした。

インタラクティブな展示を五感で楽しむ!

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例えばこちらの展示は、ワインを表現するために使われる香りを体験できるもの。このラッパの口のような所から様々な香りを体験できます。

シトラス、はちみつ、コーヒー、ジャム、鉄、古い本など、全部は体験しきれないほどの量があります!中には「獣」という香りもあり、それは本当に獣くさくて「うっ…」となりました。すべてが単体ではいい香りではないというのがワインの奥深さなのでしょうか。

デジタル技術を駆使した展示

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展示にはデジタル技術が駆使されていて、これまで体験したことがない新しさを感じます。

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ただ見ているだけの展示ではなく、インタラクティブな体験ができるものが多いのも楽しかったです。こんなふうに、自分がテーブル席に座ると話しかけられているようにお話がスタートするもの、覗き込んで体験をするものなどなど。

お楽しみがなくなるのでこれ以上の写真は載せませんが、ぜひ機会があれば体験してみていただきたいです。

眺めのいい最上階でのワインサービス

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最上階では好きなワインを1杯選んでいただくことができます。
天井にはワイングラスが張り巡らされていて迫力があります。

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ワインは詳しくないので、好みを伝えてチョイスしてもらいました。
気持ちがいい初夏の気候だったので、外で飲む冷えたワインは最高でした。

この他、ワインなどのお土産コーナー、食事ができるレストランもありました。

ボルドー発祥のカヌレ食べ比べ

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ボルドーと言えばワイナリー巡りが王道の楽しみ方だと思いますが、それ以外にもいくつか見どころがあります。

特に水鏡と言われるブルス広場(画像検索していただくと特に夜の美しい写真がたくさん出てきます)は有名です。
昼間は子どもたちが水遊びを楽しんでいました。

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また、ボルドーはカヌレ発祥の地なので、いろんなカフェでカヌレを買うことができます。いろいろ食べ比べしてみるのが楽しかったです。大きさや焼き加減を選べるお店もあります。

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有名なのはBAILLARDRAN(バイヤルドラン)で、駅中にもお店があるのですが、私は駅近くのサンドイッチメインのカフェで買ったカヌレがいちばん美味しくて電車の中で食べる用にまとめ買いしました。

パリからボルドーへの行き方

最後に、パリからボルドーまでの移動方法について紹介します。
私はTGV(高速鉄道)で移動しました。モンパルナス駅 Montparnasse(Paris) からサンジャン駅 St. Jean(Bordeaux)まで約3時間の旅です。

TGVには1等席と2等席があり、全席指定です。
1等席は2階もあって眺めがよさそうで、2人でも向かい合わせにできる席が予約できます(日本から予約サイトで事前購入できます)。
1等席と2等席でそこまで大きな金額差はなかったことと、移動中に車内で食事をしようと思っていたので、1等席の向かい合わせになれる席を予約しました。

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車内では外の景色を眺めながらパリで購入したワインとチーズ、サンドイッチなどをいただきました。TGVは車内販売もありますがとても小さく必要最低限感があるので、車内で食事をしたい方は乗車前の購入がおすすめです。

モンパルナス駅周辺には、モノプリという大きめのスーパーがあり、デリやチーズ、パンなどを購入できます。日本で人気のオリジナルエコバッグもたくさんの種類がありました。
近くにはメゾンカイザーなど有名なパン屋さんもいくつかあります。色々見て選ぶのも楽しかったです。


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