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定年後という幻想は捨てよ。

こんばんは。社会起業家/中小企業診断士の浜俊壱(shun1.hama)です。
このnoteでは、
「社会起業家/中小企業診断士っていいですね。」

「どうやったら独立できるんですか?」
「どうやったら経営は上手くできるんですか?」
「何をどういう風に考えているんですか?」

と、よく聞かれることを
自分の人生の棚卸し日々考えていることの言語化を通してお伝えしていきます。

毎日noteを書き続けて、今日で493日目。3,000日チャレンジ達成まで残り2,507日。

今日は一歩も外出しない一日。オンラインって本当に便利ですよね。おかげで今日の歩数は100歩くらいしかなさそうです。
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さて、本日のテーマは「定年後という幻想は捨てよ。」です。早速書いていきたいと思います。

なぜ、45歳定年は騒がれているのか?

「45歳定年制を敷き、個人は会社に頼らない仕組みが必要だ」

サントリーホールディングス(HD)の新浪剛史社長が発した言葉が、きっかけでSNSを中心に波紋を呼んでいるということのようですね。

定年ということは、その後は「老後」というのが一般的な解釈だと思います。

そのため、定年になった後、年金支給開始まで、どうやって過ごしたらいいのか、という点が騒がれている理由な気がしています。

でも、私は思います。
そもそも、定年という概念自体がすでに崩壊しているのではないか?と。

定年後という幻想は捨てよ。

定年まで一生懸命働いた分、その後はセカンドライフを楽しもう。

この考え方は、もはや通用しなくなりつつあるのではないでしょうか。

これからは一生現役、もしくは資産を活用しお金に働いてもらう、ということになっていくように思います。

まずは、一生現役について。

一つの企業で終身雇用というモデルは、すでにトヨタ自動車も難しいという認識を示しています。

そのため、一つの企業で最後まで働き勤めるというよりも、いくつかの企業を渡り歩くということが前提と今後なりそうです。

年金の支給開始が今後益々遅くなったり、支給額が減額されていくことを見据えて、私と同世代の30代以下の方は、貯金ではなくお金を稼ぐという方法を身につけていくことが必然となるでしょう。

次に、資産活用をして、お金に働いてもらう件について。

これは投資運用ということです。
時間、国、金融種類の分散型のインデックス投資を長期的に継続して実施することが少ない元手でも、貯金よりも多くの資金を貯めることができます。

また、少し前に話題になりました、トマ・ピケティ氏の著書の「21世紀の資本」の中で記載された「r>g」という概念では、「r」は資本収益率を示し、「g」は経済成長率を表しています。

つまり、これの意味することは、汗水垂らして働くよりも、お金を投資させた方が、お金に働いてもらった方がお金は増える、ということです。

しかし、だからといって、全く汗水垂らして働く必要がないかというとそういうことではありません。

働いて得たお金は、寝かせるだけではなく、きちんとお金にも働いてもらいましょう、ということです。

人口減の中、働き口は多くある。

一生現役をするとしても、働き口がなかなか、ないんじゃないか?

そう思い、不安になる方もいるかもしれません。

ですが、私はむしろこれから働き口は多くあると思っています。

なぜなら、現役世代がこれからどんどん少なくなっていくからです。

一部は効率化されシステム化されたとしても、間違いなく人手は不足します。その時に、全員にチャンスが訪れるということではなく、おそらく、一部の人にオファーが集中する可能性が高いと考えています。

なぜなら、仕事はできる人の所に集まるからです。

そのため、今できることは何か?

それは、自分ができることで人を喜ばせることができるものを増やしておくことです。

人が喜ぶことは仕事になる。

特別な知識や経験は重要ではありますが、それだけが武器になることはありません。

人を喜ばせることができる引き出しを自分の中でどれくらい持っているか。
その引き出しの深さはどれくらいあるのか。

これで、その人に仕事が多くやってくるかどうかが決まります。

今まではそれを会社という組織が肩代わりしてくれていました、信頼もです。

会社の組織から個人に移り変わっていく、これからの世の中で、自分の腕前が重視される時代がきっと訪れます。

その時は、自分の身、家族のことは自分で守れる。

それくらいの気概と、人を喜ばせることができる引き出しを今から準備しておくことが、きっと10年後の自分を、周りを助けることになると思います。

・・ということで、今日はここまでです!
最後まで読んで下さりありがとうございました(^^)

明日も皆さんにとって、良い一日となりますように!!

まとめ

そもそも、定年という概念自体がすでに崩壊しているのではないか?
・今後は、一生現役が当たり前になってくる。
これから働き口は多くあるだろうが、一部の人にオファーが集中する。
・人の喜ぶことを提供できることを増やし深めることが10年後の自分と周りの人を助けることになる。

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