就活で後悔しないように、株価を見ておいた方が良い理由
おはようございます。社会起業家/中小企業診断士のshun1.hamaです。
このnoteでは、自分の人生の棚卸しから見えてきたことやオンライン朝会についての投稿を行っていこうと思います。
noteを始めて、今日で18日目。若干、天気は曇り空。福岡では蒸し暑い日々が続いています。
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さて、今日は、就活に対して私が考えていることを言語化してみようと思います。このnoteは比較的若い方も多く見て頂いていらっしゃるようですので、そういった方たちに届くといいなと考えています。
特に、私もどこかで就活の講座を開いたり、受けたり等はしていませんので、あくまでも個人的見解として捉えて頂けたらと思います。
コロナショックの影響で内定取り消しや就職氷河期時代が再来
最近、よく耳にするのが「内定取り消し」や「就職氷河期」というネガティブな言葉です。コロナショックで飲食店や観光業だけでなく、航空業界、鉄道、小売業界など幅広い分野が採用見送りを始めとした事業戦略の転換を迫られることになるでしょう。
そういった状況下で、どうやって就職先を探したら良いのでしょうか。
そもそも、学生はどうやって就職先を選ぶのか?
就職先を探す方法は、大手リクルーティングサイト、インターン、OB/OG訪問、教授や研究室の推薦といったことが主流だと思います。
ただ、何となく名前を知っている企業を多くの方は選ぶ傾向にあるのではないでしょうか?
その結果が就職希望人気企業ランキングに表れているようです。
2021年卒予定の上位は大手損保会社、航空会社、商社、メーカーとなっています。
大手企業に就職することが悪いとは思いません。しかし、就職先を選ぶ時によく考えたのかどうか、ということが重要だと思います。
例えば、
・これからは確実に日本の国内人口は減少する。内需は確実に減っていくのにも関わらず国内市場を主要市場としている企業はこの先大丈夫なのか?
・コロナショックで各国がブロック経済を敷く可能性が高まる中で、主要取引先が海外にある企業はこの先どういった事業を展開しようとしているのか?
それを考えた上で、その企業に就職したら、万が一予想が外れた時でも、自分への納得感があるのではないかと思います。
そして、それは結果的に就職活動にもきっと有利に働きます。
なぜなら、その企業の全体が俯瞰して見えているという点と、その状況下において自分の行動をどうしていくのかを考えていることで、面接での質問にも自信を持って的確に答えやすくなると思うためです。
けれど、考えるヒントがほしい。そう思う方も多いのではないでしょうか?
そんな時には、まずは「株価」だけをぜひ見てほしいです。
株価を見ていて救われた就活。
私の就活は模範生でも何でもなく、エントリーシートを出したのが数社という程度でした。ただ、株価を見ていたことで、自分の身を守ることができました。
それは、こんなことです。
あるIT企業から内定を頂いた後に人事担当者と面談をする機会がありました。内定後にその企業の株価が1/3以下に急落していたのです。そこで、人事担当者に質問をしてみました。
「なぜ、株価がこんなに急落しているんでしょうか?これから先、この会社はどうやって事業を展開するつもりですか?」と。
すると、人事担当者は次のように答えました。
「そんなことは分からないし、考える必要もない。とりあえず、この書類に判子を押してほしい」と。
その書類というのは内定承諾書(他の企業の内定を辞退するような文言の記載あり)でした。
私はその受け答えを通して、その企業には行かないと決めました。他の内定者がその場でどんどんと書類に印鑑を押す中、そのまま押さずに部屋から出ていきました。
その後、その企業はどうなったのでしょうか?
結果論ですが、その企業はその年に業績が低迷し、その後は大幅な従業員削減、数年後には他企業へ身売りされていました。
企業の株価を通して、その企業の様々なことが分かる。
株価を見るとなぜ、その企業のことが分かるのか。
その理由は、相場のプロたちがその企業のことを分析して出された値付けが現在の株価だからです。
つまり、「なぜ、今の株価になっているのか?」を考えることが企業の実態を捉えるのに非常に役立ちます。
その時に考える基本的な軸は下記2つです。
① なるべく長期間でその企業の株価を眺めること
② 同業他社の株価と比較すること
まず、前者では、その企業が昔と今ではどちらが株価が高いのか、違うとしたらその違いはなぜなのか?
(※現在の株価が適正なのか、という疑問が出てくると思いますが、それについてはまた後日。最初の入り口としては株価が高いか低いかだけで良いと思います。)
次に、後者では、他の企業と比べて株価が高いのか安いのか。その違いはなぜなのか?
意外と、シンプルですよね。比較を通して違いを自分で考えるに尽きる、ということです。
株価を調べるのも簡単です。yahoo!ファイナンスで企業名を入力して検索するだけです。
「数字は比較して始めて意味を持つ」これは私がEATビジネス予備校で学んだ視点なのですが、比較しない数字を見たところで何の意味も成しません。ただ、数字で表わされていると比較することでそれぞれの特徴や背景が浮かび上がってきます。
ということで、今日はここまでです。
就活をする人たちの役に少しでもこの記事が役立てたら良いなと思っています。
まとめ
・就活時には株価を見ると得られることが山盛りある
・株価を見る時は、長期的に見ること
・株価は見る時は、同業他社と比較すること
・数字は比較して初めて意味を持つ
今日も最後までお付き合い下さりありがとうございました!
皆さんにとって、良い一日となりますように(^^)
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