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メキシコの蒸留酒

 私がnoteで投稿するのは飲んだウイスキーやコーヒーのレビューがメインですが、最近では読んだ小説の感想が多くなっています。

ウイスキーのレビューはこれまでにもTwitter(今はX)で投稿してきました。今回は久々にウイスキーの投稿、ではなく、メスカルのレビューをしたいです。

    🇲🇽クレイエンテ・トバラ🇲🇽

 メスカルはメキシコの蒸留酒のひとつです。メキシコのお酒と言えばテキーラですが、メスカルも同じくらい同国のソウル・リカーだと私は思っています。

 原料はアガベという多肉植物ですが、メスカルはアガベを焼石を使って蒸して香りを付けてからアルコール発酵を進めて蒸留しているようです。そのため、メスカルはテキーラと違って独特の薫香がありウイスキーとは違ったスモーキーな風味となっています。

 基本的にテキーラとメスカルは白ワインのような色で独特のクセと甘みがありますが、今回のクレイエンテ・トバラは日本酒のように無色透明でクセがマイルドで甘味は程よく、スモーク香が淡く乗っかってきます。余韻にメロンの風味が続きます。


 ウイスキーが好きなのに、何故メスカルの投稿をするのかと疑問になる方もいるでしょう。

私がメスカルを知ったのは以前にスコッチの
デュワース8年 イリーガル・スムースを
飲んでいた時です。

 イリーガルというブランド名のメスカルがあり、バーボンウイスキーの熟成に使用された樽の中にメスカルの原酒を入れて熟成させているようです。その樽を今度はこのイリーガル・スムースの熟成に再利用しています。

 今まで飲んだことのない面白い味わいで、そこからメスカルがどんなお酒なのか興味を持つようになりました。

 ウイスキーには他にも珍しい樽を使って熟成させたものが沢山あります。今度また紹介したいです。

fin☺️

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