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あなたの個性を一緒に探し、発見します。

■ はじめに

はじめまして、野原俊平(shumpei)と申します。
この度、私の「本当にやりたいこと」の実現手段の1つとして、Noteでの投稿を始めました。

みなさんは、「本当にやりたいこと」が明確になっていますか?
私も、1年前まで「本当にやりたいこと」が分からず、与えられた業務を死んだ魚の目をしてこなしていました。
その後2023年5月、うつ状態・適応障害に至り、2か月の休職を余儀なくされました。
このままでは嫌だと考え、休職前後で自己理解を深めました。
その結果、「本当にやりたいこと」が明らかになりました。

この記事を読んでいただければ、皆さんの「本当にやりたいこと」を考えるきっかけになります。
それでは早速、私の「本当にやりたいこと」をご紹介します!



■ 本当にやりたいこと


結論から申しますと、「本当にやりたいこと」は、

「働く20代の個性が発揮され、唯一無二の価値で社会が満たされる状態を創る」

ことです。

自己理解を深めた結果、上記が「本当にやりたいこと」であると明らかになりました!
将来有望な若者1人1人の魅力を十分に引き出し、その魅力を以て社会に多様な価値が提供され、多くの人々がますます幸せになる状態を創りたいと考えました😊

「本当にやりたいこと」は、次の3つの要素から構成されます(図1)。
  
  ・大事なこと(価値観)
  ・得意なこと(才能)
  ・好きなこと(興味)

図1 本当にやりたいことを構成する3つの要素[1]


これら3つの要素、すなわち

  ・大事なこと(価値観)
  ・得意なこと(才能)
  ・好きなこと(興味)


の重なり合う部分が、「本当にやりたいこと」ということになります。

それでは、私の「本当にやりたいこと」を構成する3つの要素について、ご説明いたします!
まずは、大事なこと(価値観)からご紹介します。

■ 大事なこと(価値観)

大事なこと(価値観)は、以下の価値観ピラミッドで示しています(図2)。

「素直」→「理解」→「取捨選択」→「集中」→「発揮」


図2 価値観ピラミッド


まずは、自分自身に対して「素直」になる。
すると、自分自身を「理解」できる。
自分自身が理解できれば、自分自身にとって必要なものと不要なものを「取捨選択」できる。
必要なものを選び、不要なものを捨てれば、選び取ったものに対して「集中」できる。
集中した結果、自分自身にとって本当に大切なものが「発揮」できる。

こういった考え方を私は大切にしており、私の価値観としています。

続いて、私の得意なこと(才能)をご紹介します。


■ 得意なこと(才能)

得意なことは、下記3点に集約できます。

 ① 人の話を聴きだす
 ② 多岐にわたる情報を要約し、その論点をまとめる
 ③ 自らの意見や感想を端的に表現する

上記3点について、1つずつ説明していきます!

① 人の話を聴きだす

私が愛知県内の病院にて研修医として勤めていた時、頑張らなくても自然とできたことの1つが、人の話を聴きだすことでした。

研修医の業務の1つとして、患者さんへの問診があります。
問診の際には、様々な技法を用いるのですが、それ以上に患者さんの立場に立つことが大事だと考えています。
私の場合、研修医になりたての頃は問診事項がよく分からず、問診の内容は不十分でした。

しかし問診の経験を積み、問診事項が分かってくると、徐々に問診のレベルが上がっていくのが自分自身でもよくわかりました。
1年半が経過した段階で、上級医の先生から「十分に問診してくれたおかげで、これ以上聴くべき内容がないよ!(笑)」と称賛されたこともありました!

このように長所を指摘される機会が多く、「人の話を聴きだす」ことは自然とできることなのかなと考えております。


② 多岐にわたる情報を要約し、その論点をまとめる

私は、文章を書くのが上手だと褒められたこともあります。
自分自身でもそれは自覚しており、これまでの人生における様々な場面で活用できていると自負しております。

例えば、名古屋大学入学試験の数学の解答の場面です。
私は大学入試の際、幸いにも現役で名古屋大学医学部医学科に合格することができました。
この時に大きく貢献したのが、名古屋大学入学試験の数学の点数だったと考えております。

私が受験した2016年の名古屋大学入学試験の数学では、下記のような論述問題が合計4問出題されていました(図3)。

図3 名古屋大学入学試験問題 2016年数学(理系) 第1問[2]

4問の論述問題に対して、150分(2時間30分)の解答時間が与えられ、答えのみならず答えに至る思考過程も採点対象となっていました。
解答用紙は、下記のような形式で、大きさはA3であったと記憶しております(図4)。

図4 名古屋大学入学試験 数学 解答用紙[3]

この広々とした空間に、自らの解答を論理的に記載しないと、高得点はとれません。
入試本番で記載した解答用紙は手元に残っていませんので、ここでは紹介できませんが、実際の点数は高かったのではないかと考えています。
入試直後に予備校が作成した解答と照らし合わせると、4問中3.5問について最終解答が完全一致しており、途中の論述もおおむね同様の内容を記載していたと記憶しております。

③ 自らの意見や感想を端的に表現する

人の話を聴くことのみならず、自分の意見や感想を表現することも、得意なことの1つです!
この才能を発揮できた場面を2つ、ご紹介します。

まず1つ目は、以前勤めていた職場にて、職場環境の改善点について質問されたときです。
研修医2年目の12月、機能評価を行う外部の職員が私たち研修医に対してインタビューを行う機会がありました。
インタビューでは様々な質問がありました。例えば職場の労働環境について意見を求められたとき、私は次のように回答しました。

「当院では、業務を通じて提供したい価値を考えながら仕事している職員と、ただお給料のためだけに仕事している職員がいます。後者の職員の割合が高いことに問題意識を感じます。」

このように自らの意見をはっきりと申し伝えていました。
すると後日、機能評価を行う外部の職員が自らの意見をはっきりと述べる先生がいらっしゃることは素晴らしかったとコメントしていたことを、産業医の先生を通じて知ることができました。

また、老人ホームでの研修において、入居者さんからの話を伺ったのち、老人ホーム施設職員から話の感想を尋ねられた時も、「自らの意見や感想を端的に表現する」才能を活用できました。

第2次世界大戦中は物資が乏しく、食料を得ることすら大変であったエピソードを、入居者さんから伺いました。
一方で現代社会では、個々人の生活の質を向上することが重要課題の1つであると考えられています。
これらのことを踏まえ、私は施設職員に対して次のように感想を述べました。

「昔はいかに長い期間生きれるかが重要であったが、今はいかに質の高い生活を過ごせるかが重要であることを、お話を伺って感じました。」

すると施設職員は、「なるほど!」と新たな気づきを得られたような表情になっていました。

※ (参考)ストレングスファインダー Top10

才能を考える判断材料の1つとして、米国Gallup社が開発した「ストレングスファインダー」というものがあります。私も自己理解を深める段階で受験しました。その結果のうちTop10を掲載します。

1.公平性 2.調和性 3.収集心 4.内省 5.成長促進 
6.共感性 7.学習欲 8.ポジティブ 9.未来志向 10.慎重さ

ここまで大事なこと(価値観)、得意なこと(才能)についてご紹介してきました。
最後に、好きなこと(興味)についてご紹介いたします!

■ 好きなこと(興味)

好きなこと(興味)は、以下の3点です!

 ① キャリア
 ② コーチング
 ③ 働く20代

では、順に説明していきます。

① キャリア

キャリアと一言で言っても、様々なニュアンスが含まれています。
私としては、キャリアは「その人の生き方」を意味していると考えています。
どんな仕事をして、どんなプライベートを過ごすのか、人生を構成するあらゆる場面を「キャリア」と呼ぶことにしています。
それで、私はこの「キャリア」が特集された雑誌や本、YouTube等を閲覧するのが本当に好きです!
ここまでは趣味レベルのキャリアの知識を身につけてきましたが、仕事として価値を提供するためにはまだまだ物足りない!ということで、2024年4月からGCDFキャリアコンサルタント養成講習を受講し、さらにレベルアップを図っていきたいと考えています!

② コーチング

キャリアのみならず、コーチングにも興味があります。
コーチングの定義も様々ですが、私は「人間の個性を一緒に探し出す一連の過程」であると考えています。
どうやったら個性を見つけ出せるか、どうやったら個性を活用できるか、まだまだ知らないことばかりですが、興味をそそれらます!
コーチングに関しても、2024年のゴールデンウイークに、Gallupストレングスコーチング講習会を受けて学習し、その後試行錯誤を繰り返していきたいと考えています!

③ 働く20代

仕事をするのであれば、仕事をする対象を明確にする必要があります。
研修医時代、様々な年代の患者さんに対して仕事をしましたが、年齢層として次のように、大きく2つに分けることができました。

 ・若い人
 ・ご年配の人

もともと小児科医になることを目指していた私は、ご年配の患者さんよりも、若い患者さんを診察していた方が、楽しさの度合いが大きかったことを覚えています。
自己理解を深めた結果、特に今の働く20代に興味があり、彼らの考え方や理想等を強く追い求めていきたいと考えることが明らかになりました。


ここまで、「本当にやりたいこと」を明記し、それを構成する3つの要素である「大事なこと(価値観)」「得意なこと(才能)」「好きなこと(興味)」を示してきました。

「本当にやりたいこと」である「働く20代の個性が発揮され、唯一無二の価値で社会が満たされる状態を創ること」を実現しようと思った時、必要になってくるのが目標です。

そこで、現時点での目標を設定しました。

■ 2024年7月7日(日)までに達成する目標

・「キャリア」や「コーチング」について得られた知識をNoteに分かりやすく記載し、Noteの閲覧者等から有益な情報であると認められている。
・「コーチング」や「コンサルティング」を合計3名以上の働く20代に対して行い、彼らが理想の「キャリア」を歩み始めるターニングポイントとなっている。

■ 2025年3月31日(月)までに達成する目標

・「キャリア」や「コーチング」について得られた知識をNoteに分かりやすく記載し、Noteの閲覧者等から有益な情報であると認められ、日常生活に活用していただき、人生の質を向上している。
・「コーチング」や「コンサルティング」をひと月あたり10名以上の働く20代に対して行い、彼らが理想の「キャリア」を歩み、社会において成果を出すことができている。

今後、「本当にやりたいこと」の実現に向けて、様々な実験を繰り返し、その軌跡をNoteにまとめていきたいと考えています。

■ 意気込み

皆さんが抱く理想の「キャリア」を、一緒に見つけましょう!
よろしくお願いいたします!


※ 参考文献


[1]八木仁平,世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド,KADOKAWA,2020.
[2]http://server-test.net/math/php_q.php?name=05_nagoya&v1=1&v2=2016&v3=1&y1=2016&n1=1&y2=2016&n2=2&y3=2016&n3=3&y4=2016&n4=4&y5=0000&n5=0&y6=0000&n6=0&y7=0000&n7=0(2024年4月10日閲覧)
[3]https://sodeng.hateblo.jp/entry/2019/02/10/235640(2024年4月10日閲覧)

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