6th Design "OTHERS"隣の芝生は青い

どうも、絵が描けないチャラ―です。
6個目のデザインができました。
その名も"OTHERS"。
「他のもの・他の人」という意味です。

「隣の芝生は青い」という言葉がありますが、まさにその通りですよね。
自分はみじめに見えて仕方ないのに、他人は良く見えてしまう。
これって何なんでしょうか。
あんな人になれたらとか、あんな服を着れたらとか、あんな家に住めたらとか。
自分に全くベクトルが向いていないですよね。

でもこれってしょうがないことかとも思うのです。
だって他人は良い部分しか見えないから。
でもその人たちだってきっと苦労しているはず。
素晴らしいとされている人でもその人なりの苦労・プレッシャーがあるだろうし、羨ましがられる家でも、掃除がとても大変かもしれません。
そういう負の側面が抜け落ちてしまうのです。

あとは、自分を低く見積もることで、悲劇のヒロインを演じたいのかもしれません。
自分はどうせとか言って、同情してもらいたい、あるいは努力をしない言い訳にしている。
そんなところでしょう。

そんなことを言っていても何も始まりません。
それに、私たちは生まれながらにして素晴らしいものを持っているではないですか。
それは優しさかもしれない、強さかもしれない、賢さだってあるかもしれません。
他人のことに精一杯になってしまって、自分に気遣う余裕がなくなっているのです。

Tシャツのデザインは"OTHERS"とだけ入っています。
私たちには他人しか見えていないからです。
"myself"と入れて対比させようとしましたが、できるだけシンプルにデザインしたかったので、"OTHERS"だけ残しました。
他人に振り回されて自分の時間を生きていない、そんな私たちを表現してみました。

確かに隣の芝生は青いです。
でもただそれだけのこと。
他人から見たらあなたも青いのです。
それを忘れてほしくない、そんな想いを込めて作りました。