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日記

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内向型・境界性パーソナリティ障害・アダルトチルドレンなどの特性を持つ週末ひさこの日々の日記です。生育歴については、自己紹介記事をご覧ください。基本は在宅で仕事、東京で極力人に合わ…
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#エッセイ

誰も私を見ないでほしい(6/15日記)

今朝は朝7時から撮影があった。本名の本業のほうでは、ありがたいことに撮影の構成・ライティングの仕事をいただけたりしていて、例えばモデルさんの撮影とかファッション系の撮影もしたりする。苦手だ。 こういう撮影は、だいたい朝が早い。なんでだろう、モデルなのかカメラマンなのか誰かに別件が既に入っていることが多くて、その時間に合わせるから自ずと早い時間になる。会社員時代のときには朝6時の撮影も経験したことがある。 久しぶりに朝の電車に乗った。電車に乗るとほんとに世の中の縮図が見えて

臥る日が多い鬱、料理の日々(2024年5月の日記)

■5月1日  日記文学好きのわたくし、『壇蜜日記』に夢中。今日はそれなりに原稿を書いたりした。GW中にやりたいことを考える。忍たま乱太郎が食べていた竹皮に包まれた塩おにぎりを外で食べたい、中華せいろを買ってしゅうまいを蒸したい、胡椒餅も焼きたい。外食をするよりも、いまは自分でつくって食べるをしたい気分のGW。 ■5月3日  最近お気に入りの高円寺のカフェに行く。日差しがよく入り、子どもも犬もOKな良心的なカフェである。子どもが喚いたり、犬が多少吠えたとしても誰も咎めない。「

クライアントガチャに失敗(2024年4月の日記)

■4月4日  4月に入ってからずっと体調が悪い。泣いてばかりの毎日。家族のトラブルがあり、謝らない父、ことの大事さがわかっていない母、いつも苦しい思いをするのは私という構図。10年前から変わらない。あの人たちは帰るつもりがない。 ■4月6日  朝ドラ『虎に翼』を見て、号泣する。話題になっていたものだからつい見てみたら、何年ぶりだろう、朝ドラを見ようと決める。 ■4月9日  めちゃくちゃつらい校正の仕事が終わった。指が痺れ、皮が剥けるほど書いた。  久々に夜映画に出かける

コーヒーは薄めてもいい(2024年1月の日記)

■1月10日 水曜日  もやもやとした気持ちを持っている。体調が悪い。気圧のせいか?寒さのせいか?今日もあまりこれといった仕事がなく、ゆっくりと時間が流れる。今日友達と17時に待ち合わせがある。それが少しプレッシャーである。今月、誘われている幼馴染の会がひとつ、新年会をしましょうと誘われている飲み会がふたつ。それらのことを考えると少し気が滅入っているのかも。漠然とした不安。  朝入れたコーヒー(タンブラーにイン)がどうしても苦くて、昼頃お湯を沸かして薄める。前に仕事したモデル

頭のコックピットを支配(2月27日〜3月5日の日記)

■2月27日  オット氏の父親が入院。先日は義祖母も心筋梗塞で入院したので立て続けである。  私はなかなか原稿が書けず、なんて文章が下手なんだろうと自分を責めたり、きっと取材相手に怒られるんだろうなどを鬱々とする。夜はふるさと納税のホタテを解凍してたっぷり食べた。 ■2月28日  原稿ができて相手に送りほっとする。散歩に行く。  人生に折り合いをつけていかなくちゃいけないんだと思った。お金を稼ぐ人生、友達がたくさんいる人生、丸の内に出勤していく人生、影響力を持った著名なライ

フェードアウトが意思表示(1月23日〜1月29日の日記)

■1月23日 大寒波接近中により不安定な朝。頓服薬二錠。メールの返信や郵送など。お昼はほっけのオイル漬けのオイルを使ってペペロンチーノ。食べながら大好きな「孤独のグルメ」を見る。最低限のことだけを終え、あとはベッドで臥せっていた。  オット氏の半月板が損傷。手術など大袈裟なことにはならなかったが、負担を減らすためにも体重を落とそうと意気込む。毎回健康診断では軽度に肥満とされる氏、果たして本当にダイエットできるのか。 ■1月24日  昨日の夜布団をもう一枚かけて寝たら心地よい

後悔の味を重ねていく(1月16日〜1月22日の日記)

■1月16日  オット氏が飲み会で夜遅かったのにも関わらず、パニックにならずに済んだ。大食いの清々しいYouTubeを見て、23時過ぎにバターたっぷりの釜玉うどんを作り食べてしまう(三年食太郎さんというユーチューバー)さらに、死にかけのナスを揚げ浸しに、これまた死にかけのれんこんを素揚げして黒酢和えにするなどした。 ■1月17日  精神科通院日。ここ一ヶ月一度もパニックになっていないことを告げ、主治医に「すばらしい」と初めて言われる。自分を冷静に分析することができているねと

家族グループLINEを退会した正月(12月26日〜1月1日の日記)

■12月26日  午後から打ち合わせがあるため緊張して早めに起床。打ち合わせは穏便に終わったが、年末年始中にやるべきことや、年明けに始まる怒涛の仕事の展開などを聞かされクラクラしてしまう。思い返せば社会人になってから9年間、なにもない年末年始なんてなかった。何かしら原稿を書いていたり、本の制作が進行していたり。そういう休みなく働くことが当たり前とされる編集という仕事に私は嫌気がさしているんだった。 今年で最後だと割り切る。来年からは自分のペースで、人と関わらず、静かに、ゆ

子供がほしい理由が見当たらない(12月5日〜12月11日の日記)

■12月5日  昨夜から明日嫌だね、嫌だねと言いながら寝たがまた月曜日が来てしまった。永遠に土日の繰り返しならいいのに、と月並みなことを本気で思う。  土日に仕事の連絡をされる、というストレスレベルの高いことを昨日の日曜にクライアントにされたので、今朝は9時から仕事に取り掛かる。打ち合わせ1本。その後、スカイダイビングの動画をしばらく見てからまた仕事をした。今日はオットは六本木で会食。こんな寒い日にかわいそうに、浮かない顔をして出かけていった。  夜ご飯はお刺身を買い、残って

最近のできごと(11月7日〜11月13日)

■11月7日  朝二度寝をしながら9時ごろ起きる。また嫌な夢を見てそわそわした。そのまま図書館に行こうとしたらなんと今日は休館日。いつも行ってから気づいてがーんとなる。何回目。仕方なく近くの喫茶店に入ってインタビューの文字起こし。そのまま昼に帰宅し、オットがつくったキムチチーズの卵とじと天かす海苔の混ぜご飯、オクラとナスの味噌汁を食べる。  午後は少し遠い別の図書館へ。最近ご飯を食べたあと眠気に襲われるので15分ほど机に突っ伏して寝た。新しい原稿依頼があり受けた。仕事はぼちぼ

最近のできごと(11月14日〜11月21日)

■11月14日  先週も先々週もほとんど頓服薬を飲んでいない。精神的に安定している理由は、親と連絡を取ることをやめたこと。日記を書くようになったこと。友達と連絡をぽつぽつととりはじめたこと。編集の仕事をほとんど受注しなくなったこと。  以前うつ病だと診断されていたときにカウンセラーにいわれたが、ストレッサーと距離を置くことがこんなに効果てきめんだなんて。仕事や他人や親など自分ではない何かの機嫌を伺うのではなく、ただ自分が心地よい選択だけを続ける。それが安定の秘訣なのかもしれな

最近のできごと(雑記)

■7月末のこと ふるえて起きない朝がほしいと思い、それに向けてちょっとずつ行動をしているが、それでもまだなれない。 孤独死したくないから子どもがほしいという考え方もなんとなくわかる。年をとって体も心もより寂しくなった時、あのときやっぱり…と思うのであれば、今感じる不快なこと全部我慢してでも子どもを持つべきなのかな。今の気持ちに忠実に生きるか、未来の欲求を予測して命を産むべきなのか。 そんなことよりまつげ美容液がほしいな。 ■アウトプットする 自分の考えや思っていることはど

新しいルール(6月16日の日記)

1時間半ラジオを聞きながら散歩をして、コメダ珈琲に入った。最近はひたすら原稿を書かなくてはいけない仕事が続いていて、長いウォーキングをしてリフレッシュできた。ラジオはジェーン・スーのover the sun と蛙亭のオールナイトニッポンPodcastを聞いた。 ここ数日で、西荻窪の文具店で買ったツバメ柄のノートに、日々思ったことや感じたことを書くようになった。日記を書いたり、その日や自分を振り返ることで自律神経が整うらしいが、書くとものすごく落ち着く。誰に見せるでもなくとに

最近のできごと(6月中旬)

■飲み会 オットが飲み会で今日も夜まで原稿を書くか〜となんとなく思ってた夜、大学の友達から飲みに行かない?と連絡が。昔の私だったら「仕事がある」と断ってたが、今年の私のテーマは“人に会う”なので新宿に行くことに。結局4人集まり、会うのが1年ぶりだったけど楽しく過ごせた。 この人たちは私が病気だろうがどんな過去を持っていようが接し方を変えない友人たちで、適当にがははと笑って受け流してくれる上に「ひさこが好きだよ」と言葉にしてくれる。こんな愛情もらっていいのだろうかと不安になる