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ロンドン編⑤〜タワーブリッジ〜

旅をしていると予定が狂うときがある、この日もそんな日だった。やきもきして過ごすことになるかと思いきや、タワーブリッジ周辺などをあてどなくブラブラする面白い日になった。


1日の予定崩れる

この日は、午前中から地元写真家によるストリートフォトのワークショップに参加するはずだった。そのため、事前に予約していたチケットの案内に従い、ホステルから集合場所の「サイエンスギャラリーロンドン」に向かった。

さて、やっとの思いで集合場所にたどり着いたと思えば、あたりに人の気配がない。サイエンスギャラリーのお兄さんにチケット見せ、ワークショップについて尋ねてみると、「多分ここであってるよ」と笑顔で答えてくれて一安心した。

が、結論から言うとお兄さんは、ギャラリーで行われるイベントと勘違いしていたらしく、もう一度別のスタッフに聞いたら、「場所は合っているけど、ここが主催のイベントじゃないからよくわからない」と振り出しに戻ってしまった。

エントランスでしばらく待ち続けるもまったくやっている気配がなかったので、いよいよ、現地での連絡先に電話やメールをしてみた。全然返事が来なかったので、返金のお願いメールを送ったのち、諦めてこのあたりをぶらぶらすることにした。

ロンドン塔へ

とりあえず、川沿いの道をトボトボと歩いていると「ロンドン塔」周辺まで来ていた。ロンドン塔を見物しようとする人の行列が見え始めたが、ひとまず腹ごしらえ。ベンチがたくさんある広場で、ロンドンに来て初の「フィッシュ&チップス」を味わった。

結構美味しかった

食欲を満たした後には、ロンドン塔をじっくり眺めたり、写真を撮ったりして時間を過ごした。正直、ロンドン塔というくらいだから東京タワー的なものなんだろうと想像していたので、中世の城塞を見た時は、少し不思議に思ってしまった。

どの辺が塔なんだろう?

タワーブリッジ

先ほど登ってきた川の対岸を引き返していくと特徴的な橋のようなものが見えてきた。どうやら「タワーブリッジ」のようだ。この辺は、名前に「ロンドンなんとか」みたいな似たようなネーミングのものが多いので、ちょっと混乱する。

美しい

実際に渡ってみると、当たり前だけど「日本にはない作りの橋だな」と感心。周辺を散策しながら全体がよく見えるスポットを探し、自分なりのベストショットを撮った。

見上げる構図が好き

名もしらぬものたち

ここからは、正真正銘ノープランだったので、何を見たのか、よくわからない。タワーブリッジ周辺の路地とか高層ビルが見える広場、よくわからない黒い玉のモニュメントが置かれている場所などを適当に歩いてみた。

これはなんだろう
ロンドンっぽい(イメージ)

かろうじて判別することができたのは、「セント・ポール大聖堂」のみ。この辺の花壇で撮影した花がとても良い感じだったことを鮮明に覚えている。そんな適当なことしか覚えていない道のりだったけど、案外良かったと思う。

セント・ポール大聖堂

夕食は、ど安定です

ホステルに戻った後は、お馴染みのチャイナレストランへ。何を食べたか、覚えていないけど、中国人スタッフのお兄さんが、二次元コードを読み込んで会員登録しないと割引にならないところを特別に割引きしてくれた。

世界には、いろんな国の人がいて、あまりよくないけど、それなりにステレオタイプが存在する。世間で言われているそれぞれの傾向は、確かにあるとは思うけど、人間は一人一人違う。どこの誰とか関係なく、自分に優しくしてくれた人は、「良い人」っていう括りにしている。

チャイナレストランにまつわる写真はこれしかない。笑

あとがき

この日行くことができなかったワークショップは、勇気を出してメールを送ったおかげで、後日、返金処理の通知がきて、お金が戻ってきた。
割と締め切りギリギリで予約したので、多分、それが悪かったと反省。

その後の旅では、割と信頼できるサイトやアプリを見つけたので、ホテルやツアーの予約は難なく取れるようになり、ほとんど失敗しなかった。
途中からは、自分の性格的にある程度予定を組んでおいて、それに従って行動するのが良いということがわかった。それに応じて、滞在期間や移動の予定をあらかじめ組んでおいて、現地で細かい予定を立てるというスタイルが定着していった。

何気ない一コマ



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