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【検証】ネットにある「面白い話」は実際にウケるのか?! 厳選5選を紹介!
飲み会。
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それは、大学生や社会人になると行われる、交流会である。
みなさんは、そんな飲みの場で話題に困ったことは無いだろうか?
飲み会だけではない。人間社会を生きる我々は、何か話さないと気まずい空間を避けて通ることはできない。
そんな時、「何か場を盛り上げる話題がないか」とインターネットの海を探したことのある人も少なくないはずだ。
そこで!
そんなネット上の「面白い話」を厳選し、実際にウケるのか検証してみた。
あたかも自分自身のエピソードであるかのように話し、その反応を伺う。
この結果が、話題に困るみなさんの助けになることを祈っている。
判定の基準は、以下の通りである。
ウケ
☆...スべり、笑い無し
☆☆....鼻笑い程度、ややウケ
☆☆☆...笑い
☆☆☆☆...声を出した笑い
☆☆☆☆☆...爆笑、腹筋崩壊
場の空気
☆...場が凍る、シーン…
☆☆...すぐに別の話題へ
☆☆☆...共感
☆☆☆☆...話題が広がる
☆☆☆☆☆...拍手喝来
それでは、実際に見ていこう。
1戦目
最初の検証はWくんだ。
シチュエーション
・幼馴染2人に話す
・居酒屋、ほろよい
久々に会う旧友。小さい歩幅で並んで歩いた日々は遠く、今ではジョッキ片手に語り合う仲に。ここでウケる話をすることで、自身の成長を見せつけることができるだろう。
今回はWくんが話すのはこの話だ。
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W 「昨日寝る前に外から猫の声が聞こえてきて
なんとなくにゃーって外の猫に向かって言ったら」
友 「似てねぇな」
W 「にゃーって返ってきてそれで楽しくなってある程度言い合って、どんな猫だろうと外を見たら向かいの家のベランダにいるおじさんだったんだよね」
友 「嘘じゃんw」
W 「その瞬間は怖かったけど今考えたら俺ら二人夜中に何してるんだよってなった」
友 「そんなことあるwてか俺の方が鳴き真似似てるよ!w」
それから小一時間、動物鳴き真似勝負で盛り上がった。
【検証結果】
ウケ☆☆☆
場の空気☆☆☆☆☆
居酒屋という場もあり、元々場の空気が良かったので、思ったより盛り上がった。話の途中で猫の鳴き真似をする必要があるので、そこもウケに繋がるのかもしれない。
2戦目
またしても今回の検証はWくんだ
シュチュエーション
・知らない人3人に話す
・居酒屋、Wくん以外酔っている
知らない店、知らない人たち何もかもアウェイな空気、ただ日本という国は面白ければ受け入れてくれる彼はそう信じて今日まで生きてきた。だから彼は決心した。ここで爆笑を掻っ攫って今宵のヒーローになると。
今回Wくんが話すのは、1戦目と同様、猫の話である。
W 「昨日寝る前に外から猫の声が聞こえてきて
なんとなくにゃーって外の猫に向かって言ったら」
他人 「うんうん」(愛想笑い)
W 「にゃーって返ってきてそれで楽しくなってある程度言い合って、どんな猫だろうと外を見たら向かいの家のベランダにいるおじさんだった。」
他人 「ははは」(愛想笑い)
W 「その瞬間は怖かったけど今考えたら俺ら二人夜中に何してるんだよってなった。」
他人 「いや〜......こういう場で話ができるのがすごいよね!」
虚しくもフォローされ、傷をえぐられた。この後食べたご飯の味は一切覚えていない。
【検証結果】
ウケ☆☆
場の空気☆☆
初めての相手に話すということもあり、話し手であるWの緊張が伺えた。そのため相手にもそれが伝染してしまい、笑いを生み出すことはできなかった。もっとリラックスして話していたら結果は変わっていたのかもしれない。
3戦目
3戦目の検証はTくんだ。
シチュエーション
・幼馴染2人に話す
・夕飯、約1年ぶりに会った
Wくんとシチュエーションが被ったが、今回はお互いシラフである。彼らとは文面でのやり取りはあったが、顔を突き合わせて話すのは久々である。そのため、私という人間の面白さを再認識させならねばならない、Tはそう意気込んでいた。
今回Tくんが話すのはこの話だ。
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T 「大学の友達に運転してもらってた時の話なんだけど、目的地まで俺が口頭で道案内をしてたんだよね」
友 「あれ、Tって免許持ってたよね?」
T 「ペーパーなんだよ!…で、その道中暇だったからお互い好きな音楽を流してかなり盛り上がってたわけ。
そしたら道案内のことなんてすっかり忘れてて、曲がるはずだった道を通り越しちゃって。
気づいた俺は急いで友達に「止めて!」と言ったら、──大慌てで車じゃなくて音楽の方を止めやがった」
友 「そっちじゃねー!w」
そこから3人は車エピソードで盛り上がった。
【検証結果】
ウケ☆☆☆
場の空気☆☆☆☆
気の知れた仲であったことでそれなりにウケたと思う。ツッコミを誘導させるような終わり方なので、ノリの良い人に話せばいい盛り上がりになるかも知れない。
4戦目
4戦目も続けてTくんが検証をする。
シチュエーション
・美容室の美容師に話す
・この美容室には半年ほど通っている
話すことがないと気まずい空間の代表、美容室。もし、今回の話がウケれば、気まず空間に革命を起こすことができる。Tは革命の旗手になることができるのか?!
今回Tくんが話すのはこの話だ。
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T 「この前大学から帰ってる時の話なんですけど」
美容師 「お、何?」
T 「前を歩いてた小学生2人組の片方が突然立ち止まって『あ!おれ学校に忘れてきた!』って言い始めたんですよ」
T 「で、もう1人が『何を?』って聞いたらその子、『将来の夢!』って叫んで、来た道戻って行ったんです。『将来の夢』ってのは多分宿題の題名とかなんでしょうね」
美容師 「あ〜、あるね。そういうの」
T 「それを見て、ちょうどその後ろを歩いてたおじさん2人が『俺も忘れてきた気がするな〜』『気づいても取りに戻れないだろ〜』とか言ってて俺吹き出しちゃいました」
美容師 「あはは!w いいね〜、おじさんw」
【検証結果】
ウケ☆☆☆☆
場の空気☆☆☆
ウケはしたが、美容師の気を遣った笑いであった感が否めない。その後、美容師から様々な話題が提供され、トークに対する美容師の実力を痛感した。
5戦目
最後の検証はKくんが担当する。
シュチュエーション
・飲食フードコートのバイト中
・キッチンで作業している時、同年代のバイト仲間に対して
バイトの後輩、だが同い年の彼と無言になってしまった。仲は悪くないが、無言で作業するのも悲しい。T2はこの話をぶつけて楽しいフィールドを展開できるのか...。
Kくんが話すのはこの話だ。
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K 「僕のおじいちゃんってさー、クロスワードとか迷路大好きでそれの本棚があるくらいなんだよねー」
仲 「へえ、いい趣味のおじいちゃんだね」
K 「今年の年始に家に行ったら認知症予防のドリル?みたいな本を買っててさ」
仲 「うんうん」
K 「おじいちゃん家に行くたびにめっちゃがんばって書き込んでたりしてたんだよね」
仲 「そういうの大事だよね」
K 「先週、久しぶりに家に行ったら同じドリルが3冊並んでて悲しくなったわ」
仲 「くすっ(鼻笑い)
いやぁ、認知症って怖いよね~w うちのおじいちゃんもさ......」
その後、なんとかお互いのおじいちゃんのエピソードトークで盛り上がった。
【検証結果】
ウケ☆☆
場の空気☆☆☆☆
あまりウケないと懸念はしていた。予想通りウケは弱かったが、エピソードトークで盛り上げ変な気を追わずにバイトと向き合えた。様々な場面で2人きり、無言になってしまった時、使ってみてもいいのかもしれない。
いかがだっただろうか。
今回の検証により、以下のことが考えられる。
話す相手
話し方
シチュエーション
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これら3つが、その後の場の空気を左右する重要な要素であることが分かった。
もし実践する際は、場の状況を見極めてからやってみてほしい。
これを読んだ君なら、きっと飲み会の主役になれるだろう。
健闘を祈る───
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