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私が「終活」を学び始めたきっかけ②身近な人から学んだこと

皆さん、こんばんは!

今日は私が「終活」を学び始めた2つめのきっかけを
書いていこうと思います。

昨年、夏に妻の祖母、秋に妻の祖父が相次いで孤独死で
亡くなってしまいました。

2人は昔、離婚しているので、それぞれ「おひとり様」で
暮らしていました。

「終活」をやっていたケース、やっていないケースと、とても対照的で
「終活は絶対必要!」という影響を強く受けた出来事でした。

妻の祖母の孤独死の話

 祖母は団地に一人で住んでいましたが、友達も多くゲートボールなどの
集まりにも積極的に参加していた人でした。

近年、物忘れがひどくなってきており、周囲は心配をしていました。

昨年の夏のある日に孤独死の状態で亡くなっていましたが、祖母は簡単な
「終活」をしていたのです。

・日頃から荷物をあまり増やさない生活をして整理整頓を心掛けていた
・市営の共同墓地に自分で申し込みをして親族に伝えていた
・大事な物は1ヵ所にまとめていた
・アルバムや写真が整理してあった

簡単ではありますが、これも立派な「終活」だと思います。


妻の祖父の孤独死の話

 祖母の葬儀に出席をした祖父は、夏に会った時にはとても元気でした。
90歳でしたがとても健康で、町内の活動にも積極的に参加する人でしたが、秋に孤独死の状態で亡くなっていました。

祖父も一人暮らしは長く、日頃から室内は綺麗にしていましたが、家具が多く、自営業で仕事もしていたので荷物や書類が各所にある生活でした。

 男の人は「終活」に繋がる様な活動をする人は多くありません。
祖父ももちろん、「終活」らしきことはしていませんでした。
 

残された家族のために想いを残す

 亡くなった後はどちらも残された家族が部屋の遺品整理をしたのですが、
簡単であっても「終活」をしてあると、
その作業を行う時間は、
「必要な書類や物を探し出す時間」ではなく、
「故人の想いや思い出を語る時間」に変わるのです。

部屋を賃貸で借りている場合は、明け渡す期間も決まっていますし、
皆が遺品整理作業を出来る時間も限られます。

どちらが良いという訳ではありませんが、
日頃から「終活」を行っていると、「亡くなった後も自分の事をもう一度家族にじっくりと思い出してもらえる時間」が出来るという事を学びました。

「家族へ想いを残す」事が出来る「終活」は、私には絶対必要だと思いますし、「おひとり様」となっている母にも是非「残された家族への想い」を残しておいてもらいたいと強く思っています。

「終活」は「葬儀の手配」や「お墓の用意」などの作業的な事だけではないのですね。

以上が「終活」を学んでみたいと思ったきっかけの2つ目でした。
きっかけはもう一つだけありますのでお付き合い下さい。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。




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