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私が「終活」を学び始めたきっかけ①教える為にはまず自分から

皆さん、こんにちは!
私が「終活」を学び始めたきっかけは3つほどあるのですが、
今日は1つ目について書きたいと思います。

そもそものきっかけ

私は3人兄弟の長男として育ちました。

両親は私が中学校卒業時に離婚をし、私は父親、弟達は母親に引き取られ、3人兄弟は別々に育ってきました。

母は看護系の仕事をしながら苦労を重ね、女手一つで弟達を大学、専門学校へと行かせてくれました。

大人になると、息子達は3人共東京に行ってしまい、母は現在「おひとり様」として静岡の実家で一人暮らしをしています。

現在、介護系の施設で食事を作る仕事をしていますが、近年は膝が悪かったり、すぐに体調を崩したりと、とても心配な状況で毎日を送っています。

何度も東京に出てくる事を薦めましたが、住み慣れた土地や親しい友人、恵まれた職場の人達と別れたくないという本人の強い希望で現在の暮らし方になりました。

とは言ってもやはり母が心配なので、遠方でも安否確認や出動要請ができるALSOKさんの「みまもりサポート」というサービスを利用しています。
何かあったら駆けつけてくれるので心強いサービスです。

ある日、母がテレビで「終活」という言葉を知り、そろそろ自分も心配になってきたといった内容の電話をもらいました。

以前から「終活」や「おひとり様」という言葉は知っていましたが、
母が「おひとり様」の状態であることを改めて認識し、私は大きな不安に駆られました。

「母の身に今突然何かが起こっても、長男なのに何も母の事を知らない!!」

そうです。
私は長男であるのに、一緒に暮らしていたのは中学までなので
母の事はあまり知らなかったのです。

さっそく、「エンディングノートを買ったから書いてみて!」
と提案をしましたが、
「忙しいからそのうちね」とか、
「必要なのはわかるけど結構めんどうくさいね」
と言ってなかなか行動に移せない様子です。

「確かにそうなんだろうだけど、どうしたらいいんだろう…」


ネットで「終活」の情報を調べてみたら

ネットで「終活」について情報を調べてみると、様々な情報が出てきました。
㈱鎌倉新書さんのHPを見た所、自分の状況に近いデータが載っていましたので少しご紹介します。

・「迷惑をかけたくない」という親の思いとは裏腹に、子どもの7割超が「迷惑だと感じていない」。
・終活について、子どもは「親と一緒に取り組みたい」という思いが強く、「親から相談してほしい」。
・親の終活について「把握しておかないと困る」が、子どもからは「何をすればいいかわからない」「話の切り出し方がわからない」「話をするきっかけがない」ため、親からの相談をきっかけに一緒に考えたいと思っている。
 「迷惑をかけたくないから終活を切り出せない」親と「自分からは切り出しづらいが、相談してほしい」子どもで、親子が双方を思いやるが故に、必要性を感じているものの、終活について親子間で話せていない、一緒に取り組めてないと推測できます。

出典元:㈱鎌倉新書 2018年10月「親の終活に関する意識調査」

どのご家庭も、「終活」が必要なのはわかってはいるけど何をどうすれば良いのかがよくわかっていないのですね。

そこで、
「ちょうど良いきっかけなので、まずは私も一緒に始めたら母も何かが変わるかな?」という考えになり、
「終活」や「エンディングノート」に関する事を学び始める事にしました。

もしかして自分にも必要なのではないか?

本などで学んでみると、「終活」は「葬儀」や「お墓」などの
「死に向けての活動」だけではなく、

「断捨離をしてモノや気持ちの整理をする」
「これまでの自分を見つめ直して未来への目標を立て直す」
「現在の家族への感謝や想いを残しておく」

などのポジティブな内容が書いてあり、

「母の様な高齢者だけでなく、実は40代の私にもダイレクトに必要な活動なのではないか?」

と真剣に考える様になりました。
「よし、勉強してみよう!」

これが私の「終活」を学び始めたきっかけの1つ目です。
次回から2つ目、3つ目と書きますのでよろしければお付き合い下さいね~!



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