空き家の「維持管理」について考える④防犯対策編
皆さん、こんばんは!
親が長年住んできた実家が「空き家」になってしまった時の
「維持管理」について
①屋外編
②屋内編
③遠方に家がある場合編
④防犯対策編
4回にわたって書いています。
今回は「④防犯対策編」を
元不動産屋で、地方に「おひとりさまの母」がいる私が
2~3分程度で読める様に書いていきます。
1.空き家だからこそ防犯対策が必須
「ウチは空き家で取られる様な物はないから大丈夫!」
という訳ではありませんよ。空き家だとわかってしまうと
・不法侵入
・不法滞在
・不法投棄
・放火
など、自分の家だけでなく、近所にも影響を及ぼす
事もありとても危険ですね。
対策としては、
・所有者や関係者と思われる人々の出入りが頻繁にある
・建物や庭など周囲の管理が行き届いている
という具合に、周りから見て日頃から人の手が入っている
という事がわかる様にしておく事が大切です。
2.空き家防犯対策の例
ここでは、空き家にしておくべき防犯対策の例を
具体的に挙げておきます。
①自分で出来る策
お金はかからないので、すぐに
対応していきましょう。
・庭木の手入れをして見通しを良くする
・ポストに溜まったチラシを回収する
・ゴミや落書きを放置しない
・訪問の度に隣近所に挨拶をしておく
②多少お金のかかる策
こちらは多少お金がかかりますが、
出来るだけ取り入れると安心です。
◆玄関・車庫・家の周り
・人感センサーライトを設置する
・防犯カメラ(もしくはダミーカメラ)を設置する
・建物周辺に防犯砂利を敷く
◆玄関・勝手口のドア
・補助錠を設置して「ワンドア・ツーロック」にする
・サムターン回し防止カバーを取り付ける
・ピッキングをしにくい鍵に変える
・ドアに防犯ステッカーを貼付する
◆窓
・窓ガラスに防犯フィルムを貼付する
・すべての窓に補助錠を取り付ける
3.一番安心な対策
一番安全な対策としては、上記で挙げた防止策に加えて
警備会社のホームセキュリティーサービスを契約する事です。
窓やドアにセンサーを取り付けて、侵入者を感知すると
ガードマンが現場に駆け付けるというサービスです。
大体月額数千円で依頼が出来ますが、
防犯カメラや他のサービスがオプションとなっているなど、
内容は各社異なりますので問い合わせてみると良いですね。
4.まとめ
・空き家だからこそ防犯対策が必須
・空き家防犯対策の例
・一番安心な対策
今日は上記3つを見てきました。
周囲から見て明らかに「空き家」とわかってしまうと
様々な危険が待ち構えています。
「いつも人がいる雰囲気」
「侵入しにくい家」
という印象を与える事がポイントです。
思い出の家でもありますので、日頃からしっかり手入れを
しておきましょう!
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
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