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【マッキンゼー内定者監修】ケーススタディ勉強法

※当記事は約4分で読めます【約1,500文字】

1. ケース面接とは

ケース面接は、コンサルティングファームや外資系企業の選考などで適用されることが多い面接の一種です。

面接官により、その場で課題を出され、一定時間考えたのちに回答するという、課題解決力を見極めるための即席ケーススタディです。

特殊な選考内容になるため、就活生の中でも何をどのように対策するべきなのか悩む人も多いテーマです。

そんな就活生のために、当記事では、ケース面接の対策方法についてご紹介したいと思います。

また、当記事を書くにあたって、私自身の経験に過信しすぎず、マッキンゼーの友人にも何を勉強したのかヒアリングしましたので、内容の信頼度は高いと思います。

2. ケース面接の思考プロセスと訓練方法

ケース面接において、実際には以下のような思考プロセスが必要となります。

<ケース面接における思考プロセス>

1.設問の意図を整理し、ゴール(回答目標)を理解する
2.ゴール(回答目標)を導き出すために適切なフレームワークや理論を描く
3.フレームワークや理論に必要な要素を整理し、組み立てる
4.組み立てた理論の合理性を確認する(MECEの概念が重要)

MECEについては、以下の記事でも解説しています。

上記、思考プロセスから紐解いていくと、2点のアプローチで上達を図ることが可能だとわかります。

(1)   フレームワークや理論について、知識の引き出しを増やす
(2)   答えを導き出す思考プロセス(地頭力)の訓練

正直なところ、ケース面接は対策が必須だと思われます。

インプットとして必要な知識が無いことには、答えに必要な道筋を組み立てられずお手上げ状態になってしまうからです。

そのため、これらの訓練として、実際に役立った著書やサイトなどを合わせてご紹介してきたいと思います。

3. ケース面接の訓練にオススメの著書およびサイト

(1)著書

①    過去問で鍛える地頭力

この本は鉄板かなと思います。

様々なケース面接の例が載っていて、網羅性もあり、ケース面接の全体像が理解できるようになります。

②    ~東大生が書いた~ 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート

こちらも良書です。マッキンゼーの友人もこのシリーズの勉強が主流だったと答えていました。

③    現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート

そして、上記シリーズとして、こちらの著書も合わせて読んでもらうとフェルミ推定という親しみの無いものが身近なものに感じるくらい理解できるようになります。

④    地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」

最後にこちら。コンサルティングファームに就職する人のほとんどが読んでいる本です。こちらも考え方として理解が深まるため、是非読んでみてください。

以上が、厳選した4冊です。

ケース面接対策の本は他にも色々出ていますが、実際に内定が出て働いている人たちが特に使用していたものをご紹介しましたので、こちらを中心に勉強すれば十分に合格基準に到達できます。

(2)サイト

サイトも色々ありますが、意外と知らない人も多いので、マッキンゼーの採用ページをご紹介したいと思います。

こちらの下部にケース問題が載っているリンクが貼ってあります。

設問と回答も丁寧に紹介されていますので、是非チャレンジしてみてください!

4. まとめ

いかがでしたでしょうか。

当記事では、ケース面接についての説明と具体的な勉強方法をご紹介しました。

これからケース問題をガンガン解いて、ケース面接対策をするぞ!という人の参考に少しでもなれば嬉しいです。

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