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気づいたら親が思ってたよりお金持ってなかった問題。


団塊ジュニアの皆さん、どうですか?

これは私が終活についてもっと認識を広めなければと思ったきっかけになったことですが、意外と自分たちの親がこの歳になってお金持ってないことに呆然とした事ありませんか?

私はあります。

うちは典型的なサラリーマンの核家族世帯で、バブル崩壊は私が高校を卒業した後におきました。私たち家族はバブル崩壊の衝撃をすぐには受けなかったものの、父親の早期退職という形で余波を受ける事になりました。退職後も契約社員として働くと言う選択で一見何も変わらないように思っていましたが、そう甘くはありません。仕事の量もお給料も契約も徐々に不安定になってゆき、こりゃやばいと両親が気づくのに時間がかかってしまったのです。バブル時代の消費癖が抜けきっていなかったので収入は減っているのに、使い方は変わらないという悪循環がさらに悪影響を及ぼしました。

子供を進学させるために足りない学費や生活費をカードで補ったりしてるうちにカードローンの金額も増えて、最終的には社会人になってからそれを知った弟が立て替えました。

60歳から65歳になるまでの低収入、無年金時代は貯金を切り崩してなんとかしのいだようですが、私と弟からの仕送りや援助が必要な状況でした。

今はようやく2人の生活ペースも見えてなんとかやりくりができていますが、そうやって自分たちの生活を見直すのになんと時間のかかったことか。

そんな親の姿を見て、サラリーマンって怖いと思ったのです。毎月の安定した収入が貰えることで、コスト意識とか危機管理の能力がなくなると強く感じました。サバイバル能力に欠けるのです。それってヤバイなと本当に思ったので、将来何が起こりうるか、その中でどう生きるか?って真剣に考えなきゃと思った結果、「雇われ意識を捨てて自立しなきゃ!」と考えたんです。

まだ親の世代はギリギリなんとかやっていけます。大変なのはこれからの世代なのですよ。大事な後輩や友達に伝えなきゃと思って終活の重要性を問うてるわけです。

自分の人生は自分が一番大事。

終わりを知って今をよりよく生きる方法を真剣に考える。それが重要なんだと思います。


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