松浦修治

人材業界でプロマネ&ITサービスマネジメント。リクルートでIT企画を12年、2017年…

松浦修治

人材業界でプロマネ&ITサービスマネジメント。リクルートでIT企画を12年、2017年からビースタイルで内製開発組織のマネジメント、2021年リクルート出戻り転職。前向きなことを発信します。

マガジン

  • 心の保健だより

    心について書いてみます。

最近の記事

システム障害対応を改善したい方へ。書籍『3カ月で改善!システム障害対応実践ガイド』を執筆しました。

いずれnoteに文章を書いていこう、と思っていたのですが、いまだそれが叶わず、それもそのはず、この書籍執筆に勤しんでいたからなのでした。 2023/9/19に翔泳社から発売です。端的に言うと、障害対応の改善本です。 主な想定読者としては、SIer、ユーザー企業の情報システム部門、ITディレクター、ITサービスマネージャーです。職種は異なっても、障害対応の改善に取り組む立場ならおすすめです。例えばプロダクトマネジメントに関わる方に読んで頂いたところ、共感して頂けました。 あ

    • ライフラインチャート【作り方|生成テンプレート】

      ライフラインチャートとは?ライフラインチャートとは、社会人の転職、学生の就活、独立などの人生の節目で、過去を振り返り、自己観照し、自分の理解を深め、今後の人生を考える方法の一つです。 振り返りと作成がしやすくなる、ライフラインチャートの生成テンプレート(雛形)を公開しました。例も用意しました。作り方、振り返り方にもコツがありますので、参考になさってください。 このようなグラフをご覧になったことはないでしょうか。 これまでの人生を振り返って、その年齢ごとに感じていたポジテ

      • どうして、嫌なことがあるのか。

        どうして、嫌なことがあるのでしょうか。 楽しい事ばかり、心地よいことばかりの世界ではないのは、なぜなのでしょう。 というわけで、今月は、苦しみについて。 嫌なこと、最近何かありましたか? 例えば、裏切られたとか、陰口を言われたとか、頑張ってきた過去を否定されたとか、それによって自分の能力不足を痛感するとか。仕事がうまくいかない、事業の先行きが不安だ、という方もいらっしゃると思います。 大きく分けて、人に関するもの、コトに関するもの(仕事やプライベートでの出来事)、の2つ

        • 懐かしむ心

          夏が終わります。 寂しいなあ、と思って、YouTubeで「ひぐらし 鳴き声」と検索して、聞いてみました。寂しい気持ちになるのかと思ったら、懐かしい気持ちになりました。かつての夏を懐かしんでいました。 なので、きょうは、「懐かしい」という心について書いてみることにします。 懐かしむことは、懐古主義とか、ノスタルジーとか、昔話とか、あまりポジティブな印象を与えない行動のように思われがちです。 過去を肯定し、賛美しますので、相対的に現在を否定する響きを持つせいでしょう。飲み屋

        システム障害対応を改善したい方へ。書籍『3カ月で改善!システム障害対応実践ガイド』を執筆しました。

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        • 心の保健だより
          5本

        記事

          頑張りすぎないこと

          頑張らなければならない方へ私が誰かと話したり、自分を大事にしようと考える時、いつも気にしているのは「人間はそれほど強い存在ではない」です。 だからこそ、管理会計や目標設定が求められるのですが、強い存在ではないからこそ、そのような人を動かすメカニズムは大いに学んで活用すればよく、頑張ることを否定するわけではないです。 仕事で人を動かすことも、プライベートで腰が上がらない自分を自ら動かすのも、意思を持ってやるなら、それはとても素晴らしいことだと思います。 うっかり、それを四

          頑張りすぎないこと

          泣いてみる話。

          こころを和らげる効能について。 泣いてますか? 悲しいことがあって涙を流すことはあるでしょう。または、誰かの心無い言動で「泣かされる」ことも、辛いことですが、起きてしまうのがこの世の中ですね。 先程「泣かされる」と表現しましたが、受動的で、相手が居ます。自分以外の誰か、または出来事によって、期せずして涙を流してしまうのが、いわゆる「泣く」ことです。 今日、話したいのは、能動的に「泣いてみる」ことについてです。自分以外の誰かはおらず、居るのは自分だけです。 こう聞くと、

          泣いてみる話。

          大丈夫と言ってみよう

          知る人ぞ知る、「大丈夫!」と言うことによるふしぎな効果。 ちょっと実践的な話をします。 大丈夫じゃない方へ。 毎日大変ですよね。転職したばかりで不安だとか、能力より高い役割期待を持っているとか。苦手なタスクで、どう処理するか悩ましくて、やるべきことがたくさんあって、期日が決められていたり、催促されたり、優先順位を決めることもままならず、さりとて現実逃避することもできずで。ご家族の事情をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。 もちろん、実際的なタスクコントロールやリソースマネジ

          大丈夫と言ってみよう

          【半日村】35年後に理解した一平のリーダーシップ

          「半日村」という絵本がある。 私にとっては、記憶に残っている初めての絵本だ。 この絵本、幼稚園の先生に母親経由で頂いた。本当は、こういう個別対応はできないのだろうけど、それでも何か意図を込めてくれたのだと思う。今では心から感謝している。 その頃は、物語の意味は理解できても、大人になる今頃まで、真意は分からなかった。 ここに、半日村の、とても素晴らしい読み聞かせコンテンツが You Tube にある。 https://youtu.be/_8spHcEZsmU これはリー

          【半日村】35年後に理解した一平のリーダーシップ

          書くということ

          そう、それは1997年頃、インターネットに初めて触れた時のことだった。 大学1年目の情報処理講義という必修科目で、初めてパソコンに触れ、WindowsだのWordだの、Eメール(と当時は呼んだ)のようなコミュニケーションツールに心躍り、最終課題としての「ホームページを作成して公開」して以来、まるで世界が変わってしまった。自分の見る世界の見え方が。 単位が出た後も、手元でHTMLを更新してはFTPでUPし、ーーいや、当時はmuleで直接ファイルを編集していた気もするが(当時

          書くということ