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マインドフルネスを医学的に広めたひと。

私がマインドフルネスに興味を持ったきっかけは、ジョン・カバットジンの「マインドフルネスストレス低減法」という本を読んでからです。

このジョン・カバットジンという方がマインドフルネスを医学的に広めました。

ジョン・カバットジンさんは、アメリカのお医者さんで、禅をベースにして、リラックスのプログラムを考えてられました。頭痛、高血圧、乾癬、心臓病、癌などの4,000人の患者さんがストレスをコントロールする方法を学んで、病気が改善していくという臨床実験を行って、それが大きな効果があることを証明しました。1980年代です。


私も禅が好きで、谷中の全生庵で、たまに座禅を組みにいきました。それが、医学に応用されていることを知って驚きました。そして、非常に科学的に、理論的に活用されていることに感動いたしました。

禅は、企業の経営者さんの中にも取り組まれておられる方はいらっしゃいますが、少しスピリチュアルなので、敬遠される理論家の経営者さんもいらっしゃいます。私もスピリチュアル系のお話は、あまりいい印象はありません。

しかし、これは、科学的に取り組まれていることが本当に素晴らしく、いよいよ、これしかないと思いました。


わたしたち日本人にとって、仏教は宗教であり、特別で何やらつかみどころのない辛い修行が必要と思っている部分が大きいですが、それをカバットジンさんがプログラム化して分かりやすくしているところが凄いことです。

そして、辛い修行の結果、気づきを待つという世界から、誰もが再現しやすいものにしていることがまた凄いです。


さらに、ジョン・カバットジンさんが、若い時に「鈴木大拙さん」の本を読んで、禅と瞑想に傾倒していったことを知り、親近感を持ちました。

私も、鈴木大拙さんの本は大好きなので、そういった部分にも大きな驚きがありました。そして、鈴木大拙さんの偉大さも再確認しました。

ちなみに、鈴木大拙さんの本は非常に難解です汗。

読んでいてなかなか進まないものが多いのですが、英語で書かれたものを日本語に訳した本は、比較的読みやすく、「禅」という本は何回も何回も読んで、ちょっとすつ理解していきました。


さて、「マインドフルネスストレス低減法」は、「方法論」が載っています。私もそれを読みながらやってみました。

この通りでいいのかなと思いながらやっていました。

のちに、そういうコースをzoomでやっているものがあることを知って、それを受けてみて、さらに、その凄さを確認しました。

ボディスキャンでは、足から頭の先まで抜けるような感覚を覚えることもありますし、ここで、私自身に、自分に優しさ(受容)を向けることの、感覚的な意味を初めて知りました。

マインドフルネスコーチの師匠から「脳の機能」、「自律神経がどうなっているのか」、「デフォルトモードネットワーク、タスクポジティブネットワーク」、「コアパターン」など、必要な知識を改めて勉強する必要はありましたが、ジョン・カバットジンさんのこの本との出会いがなければ、私はたぶん、まださまよっていたと思います。

そういうものを見つけてしまう必然って、やっぱり凄いですよね。

公式LINE
下記の公式LINEにて、マインドフルネスについて無料で動画を見ることができます。(15分×4本) ご質問がある方は気軽に公式LINEにご連絡下さいませ!(自動返信が返りますが、あたらめて応対いたします。)



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