不安な夜に聴きたい洋楽、Alec Benjamin

コロナウイルスによる自粛期間中に私が出会ったミュージシャン、それがAlec Benjamin（アレック・ベンジャミン）です。彼の優しい歌声は天使のような歌声と言われ、人々を魅了し続けています。暗い気分になってしまうことが多い今だからこそ、皆さんにおすすめしたいミュージシャンです。

【Alec Benjaminとは】

1994年5月28日生まれでアメリカで育ったシンガーソングライターのAlec Benjamin。彼は自分の事をシンガーやミュージシャンではなく、単なる「ナレーター」と呼んでいます。

2019年にリリースされた楽曲「Let Me Down Slowly」はプラチナ認定されたりと、近年とても勢いがあるミュージシャンとして注目されています。

また、今年の5月25日にはファーストアルバムである「These Two Windows 」がリリースされました。2020年のサマーソニックへの参加も決定しており、今後日本での人気も高まっていくでしょう。

【おすすめ曲】

皆さんにおすすめしたい曲を5曲紹介します。もし時間があれば、１曲でもいいので聴いていただきたいです。

①「Oh My God」

最近公開されたMVの中でも最も再生回数が多いことから、人気の高さがうかがえます。私がAlec Benjaminにハマるきっかけとなった曲でもあります。テンポがよく、聴きやすいので、初めて彼の曲を聴く人はこの曲から聴いてみてはいかがでしょうか。

↑リラックスできる雰囲気にアレンジされたBedroom sessionもおすすめです。寝る前に聴くと最高ですよ！

②「Six Feet Apart」

サビの部分の裏声がとてもクリアで、まるでガラスのような印象を受けました。思いを寄せる人との距離感が綴られている

Oh, I miss you most at six feet apart when you're
Right outside my window, but can't ride inside my car
And it hurts to know just how lovely you are
And be too far away to hold, but close enough to break my heart
I miss your smile
Feels like miles
Six feet apart

という歌詞がとても印象的です。物理的な距離は近くても、心は遠く離れているということを表現しているようです。とても切ないですね。

③「Demons」

最初からサビが流れ、一気にAlecの世界観に引きずり込まれます。心の内に秘める痛みを曲のタイトルにある「悪魔」に例えて歌います。シンプルなメロディーではありますが、聴いていてとても心地のいい曲です。

④「Alamo」

彼の曲は比較的しんみりとした曲が多いのですが、この曲はとてもポップでトロピカルなメロディーが印象的です。しかし、それとは裏腹に歌詞では政治批判をしている曲でもあります。そんなメロディーと歌詞とのギャップが魅力的だと思います。

⑤「Let Me Down Slowly」

彼の曲の中では最も有名な曲で、現時点（2020年8月）でMVは1.6億回も再生されています！付き合っていた恋人と別れる瞬間を表現しているようです。同じ様な経験をしている人にはとても刺さる曲なのかもしれませんね。

【Alec Benjaminの魅力】

私が思うAlec Benjaminの魅力は、優しい歌声やしんみりとした湿り気のあるメロディー、そして心細くどこか切ない歌詞に詰まっていると思います。

心細くなったり切ない気分になったときに彼の曲を聴くと、自分の気持ちを代弁してくれているような気がします。また、共感してくれているような気もして、歌詞やメロディーとは裏腹にどこか心地よい気持ちになれると思います！そして、きっと前向きな気持ちになれるはずです！

物事を自分の中で深く考え込んでしまいやすい人におすすめです。

【まとめ】

今回は私が好きなミュージシャン、Alec Benjaminについて紹介してみました。いかがでしたでしょうか？少しでもAlec Benjaminについて関心を持っていただけていたら嬉しいです！彼の曲は本当にいい曲ばかりなので、時間があれば是非聴いてみてください！！

（参考文献）

・サムネイル画像

・FRONTROW

・Alec Benjamin-Six Feet Apart Lyrics

・『アレク ベンジャミン・These Two Windows』アルバムレビュー【音楽】