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「主夫」が選ぶ3種の神器 (下編)

生活スタイルは人それぞれ。家庭によって重要な家電や道具が異なるのは当然です。今回は我が家の家事を支える「3種の神器」の3つ目、食洗機についての話です。

◾️食洗機は神器?

我が家の家事における「3種の神器」とは、「ドラム式洗濯機」「ビルトインコンロ」そして「食洗機(食器洗浄機)」である。

3種の神器をテーマに書こうと思った時、最初の2つはすぐに頭に浮かんだ。しかし最後の1枠を何にするか、最後まで悩んだというのが正直なところだ。

因みに食洗機の対抗馬は、酵素玄米が炊ける炊飯器と浴室乾燥機である。

◾️料理をするのは好きだけど

世の中には料理をするのが好きな人と、後片付けをするのが好きな人がいる。こちらの珈琲次郎さんの記事でも、それを再認識した。

例えば珈琲家の場合、料理が大好きな奥さんと、片付けが大好きな次郎さんという組み合わせ。我が家とはまるっきり逆のパターンだ。

僕は料理をするのは嫌いじゃない。というか好きだ。けれども力を入れて料理を作れば作るほど、残念ながら洗い物は増えてしまう。

それだけではない。疲れている時や週末に家飲みをしている時、後片付けはさらに面倒に感じる。サッとやればいいのだが、洗い物なんてやりたくないのが本音だ。

もちろん妻が洗おうとする時もあるが、できるだけ僕が洗うように心に決めている。これは男としての見栄である。

◾️やはり神器だった食洗機

シンクの前に立ち、iPadで映画を流し始めた時、僕の戦いは始まる。食器をザーっと水ですすぎ、ポイポイと食洗機に放り込んでいく。

食洗機を使うと、全て手洗いするよりもシンクの片付くスピードが早い。ハッキリ言って爽快だ。

始めるまでは気が重いのだが、この爽快感と、映画を少しだけ見るという喜びが、僕を皿洗いへと駆り立てる。

メーカーによれば、食洗機は手洗いより節水効果があるらしい。しかし主夫的には、手間・ストレスの軽減と時短が心に突き刺さる。

我が家の食洗機は卓上式。使用中の音はうるさいし、サイズも大きくて場所を取る。それでも文句一つ言わずに、僕を毎日支えてくれる。

やはり食洗機は、3種の神器にふさわしい。「主夫」のお墨付きである。

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