どうして隣の芝生は青いのか
一定期間同じ仕事を続けていると、仕事に対する意欲や成長実感が低下して、別の部署や会社の人が活き活きと仕事をしているのが目に留まるようになり、羨ましく感じることがあります。いわゆる、隣の芝生は青いというやつです。今日は、どうして隣の芝生は青く見えるのかについて話をしたいと思います。
*この記事は、AJグループ各社(アーキ・ジャパン、アクト・ジャパン、AJホールディングス)社員に向けた社長メッセージです。noteで #オープン社内報 として公開することで、社外の方にも当社の文化社風、大切にしている価値観、経営者の考え方などが少しでも伝われば幸いです。
芝生が青いのではない、そこにいる人が光り輝いているのだ
隣の芝生は青いとは、隣人の庭の芝生が青々としていて、そこの住民を羨ましく思うということから、他人の持ち物やおかれた環境を羨ましく思うというたとえです。高級ブランド品に身を包んだエリートビジネスマン、広々としたテラスでBBQをして休日を過ごすファミリー、この時フォーカスして見ているものは、持ち物や環境であり本人ではありません。では、自分も同じものを持ち、同じ環境に身を置くことができたら気持ちが満たされて幸せなのでしょうか?
もし、表情が暗く、伏し目がち、猫背で、いつも不安そうにおどおどしている人が高級ブランドのスーツやバッグを持っていたら羨ましく思うでしょうか?本人が持ち物に負けてしまって、ちぐはぐな印象を受けますよね?明るく自信に満ち溢れた表情で堂々としているからこそ、持ち物によってその人がより一層引き立って見えるわけです。つまり、芝生自体が青々しているのではなく、そこの住民が光り輝いているからこそ芝生が青くきらきらして見えるということですね。
他人に照らされるのではなく自ら光を放とう
仕事においても、他人が羨ましく思えるときには、その人が働いている会社や業界、職場環境が良く見えるもの。同時に自分が置かれた環境のマイナスな点に目がいくようになります。理不尽なクレームをするお客様、叱るばかりで教えてくれない上司、思い通りに動かない部下、頑張りを認めてくれない会社、同じことの繰り返しで成長できない職務内容、洗練された雰囲気がしない業界、、、など言い出したらキリがありません。そして最終的には、この職場環境のせいで自分は活き活きと仕事ができないのだと考えるようになります。
もちろん職場環境はとても大切です。社員が持っている力を100% 120%発揮できるような環境をつくることは私(経営者)の仕事ですから、職場環境の改善については常に心がけて取り組んでいきたいと思います。しかし、いくら環境を整えてもそこで働く社員が自ら輝こうとしなければ意味がありません。誰かに光を照らされるではなく、あくまでも輝くのは自分。それをさらに引き立てるのが職場環境です。
自分らしい働き方をすることが輝くための秘訣
それでは、どうしたら光り輝いて仕事ができるようになるのでしょう?それは、自分らしい働き方をすることです。他人や環境のせいにするのではなく、自分ごととして主体的に物事を判断して仕事を進めているか。また、判断の軸となる価値観やポリシーを持っているかということが自分らしい働き方につながります。まずは、自分が仕事をするうえで大切にしたいと思うこと、自分の得意なことを見極めることから始めましょう。
私のポリシーは、
「いかに価値あるもの(コト)を提供できるか」
そして私が得意なことは、
「その価値をストーリーとして相手に伝えること」
にあります。会社というものは、他の会社や消費者にとって価値あるものを提供できなければ存在意義がありません。そしてその価値はその時の時代背景によっても変わります。今、価値あるもの(コト)をしっかりと見極め、それをストーリーとして伝え、共感して、採用してもらう。それが私の仕事のポリシーです。
皆さんにもそれぞれポリシーがあるはずです。すぐに出てこなくても構いません。日々仕事をしながらじっくり考えてみてください。ポリシーは経験とともに変わることもあります。それはキャリアを積み上げてきた証拠ですから問題ありません。それらをもとに、主体的に仕事に取り組んでいれば、それは自分らしく仕事をしているということ。自然と光り輝いてくるはずです。
隣の芝生が青く見えた時、それは色々な意味で自分のポリシーを見つめなおす節目のタイミングでもあります。単にうわべの環境だけに目を向けるのではなく、自分の内面と向き合ったり、上司や同僚、人事に壁打ち相手になってもらったりしながら輝き方を再発見してみてください。
あとがき
毎日寒い日が続くと温泉に行きたくなりますよね?近くにもスーパー銭湯的な温浴施設がたくさんあるけど、やっぱり塩素臭が気になるし効能も疑問。。。そこで少し時間のある休日には足を延ばして箱根の天山湯治郷へ。源泉かけ流しで消毒なし、施設も綺麗だし、体の芯から温まるし、川を眺めながらのお昼寝スペースもあって食事もGood。ぜひ行ってみてください。
https://tenzan.jp/tenzan/甘味シリーズ
今年もいちご大福を作ってみました!
https://cookpad.com/recipe/1723582
工程はいたってシンプルなのですが、レンジでチンした白玉粉の粘着力がすごいので手につかないように水や片栗粉を駆使するのがポイント。でもこういう細かく丁寧な作業は苦手なので成形作業は妻にお願いしました。。。
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