【今日の勉強】ロケット配送

クーパンという企業をご存知でしょうか。
日本ではなじみのない薄い企業ですが、ソフトバンク関連のニュースでたびたび話題に上がります。

ソフトバンクG、クーパンIPOで1.7兆円利益も-孫氏の面目躍如
ソフトバンクG出資の韓国クーパン、米IPOで46億ドル調達

クーパンは韓国ネット通販大手であり、「韓国のAmazon」の異名をとります。
先日、米国証券取引所への上場もはたしました。

韓国でクーパンが圧倒的な支持を受けているのが、圧倒的な配送のスピードです。創業者のキム・ボム氏は、eコマース競争は「1分1秒の戦い」だと戦略の中心に配送のスピードに力を注いできました。

「ロケット配送」
注文した日の翌日には商品が受け取れる。

「超ロケット配送」
夜11時に注文完了すると翌朝6時頃に玄関先に荷物が届いている。

ロケット配送と呼ばれる配送のスピードが韓国での人気の一つの理由です。
しかもロケット配送の対象となる商品はなんと約400万種類もあるそうです。

この配送のスピードはAmazonも超えるといわれていて、韓国市場では今後も成長がきたいされる企業であります。
このロケット配送を実現できるのは、クーパンが全国各地に倉庫を保有していること、韓国国民の70%の居住地の11.3Km以内にクーパンが所有している倉庫が点在しているとの報告もあります。これはすごいですよね。

また、韓国は、世界でもっとも人口密度が高い国であり、携帯電話やインターネットの普及率も高い国なんです。

ソフトバンクの孫さんは、早くからクーパンの可能性に目を付け投資していたことは、やはりすごいですね。
日本への事業展開も協議中との報道もでていますので、今後の動きがますます気になりますね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?