見出し画像

2016年 春合宿④ 自転車旅 四国

ワクワク感で上陸した四国であったが、四国での記憶はあまりない。

ずっと同じような風景なのである。
瀬戸内海沿いを走ったのであるが、内陸を見ると物凄く険しい山がある。そして山から海までに僅かばかりの平野があり、一本道に近い道路がある。
そこを我々は走った。とにかく車が多い……
車からすれば我々が邪魔なのであるが、自転車が通るような道ではなかった。田舎の田んぼが広がっているところに巨大なジャスコが唐突に現れたことをなぜか覚えている

うどんは美味しかった。
コシがありすぎるほどあった。僕は10分どん兵衛に代表されるふにゃふにゃの麺も好きであるのだが、これはこれでありである。
途中でこんぴらさんを寄った。
こんぴらってなんか良い語感であるなぁと思ったら語源はサンスクリット語であるらしい。

「こんぴら船々 追風(おいて)に帆かけて シュラシュシュシュ まわれば 四国は 讃州那珂の郡 象頭山 金毘羅大権現 一度まわれば」
と江戸時代末期に歌が流行ったぐらい庶民がこんぴらさんに行くことが流行したらしい。
当時の人間がここまで来るのは大変であったに違いない。
でもだからこそこんぴらさんを見た時の感動は計り知れなかったのかも。
今の我々がバスツアーであらかじめ用意された旅はあまり後々印象に残らないのと対照的に。

階段を登っていって大きな門に到着したのでふぅー終わった…と思っていたら、全然ゴールではなかった。フェイクであった。
やっとこさ頂上まで登り、やけに商品っぽい黄色いお守りを買った。
そして僕らは高松に着いた。

#自転車旅 #サイクリング #旅 #四国

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?