柔道整復師の闇 4

【2021年】柔整医療費
今から25年程前(2000年)、当時国は接骨院・整骨院(柔道整復師)に当てる保険料(柔整療養費)は年3000億円程度と決めてましたが当時の族議員の力も手伝いたった9~10年で4000億円オーバー(国の医療費の1%)してしまいました。しかしあまりに整骨院が激増し不正請求の横暴ぶりがバレ始め、接骨院・整骨院(柔道整復師)に対して信用が無くなったため、療養費の請求を受け付けない組合(保険者)が出てきました。それにより保険者(保険証を発行)や自治体のHPに「整骨院のかかり方」と地道な啓蒙活動と数年前から族議員が落選した事も手伝い令和3年(2021年)には2095億円まで下がってなんとか柔道整復師の横暴を押さえています。

※ 肩こりや骨盤矯正と言った慰安目的で正規の料金で通常のマッサージを受けに来た方に「保険でできますよ」と勧誘し自ら不正を働こうとしている整骨院が未だに多数存在します。仮に本当に捻挫や打撲で来た正規の患者に対しても不正請求扱いされてしまう可能性も大きくなる事から結果的に自分たちの首を絞め墓穴を掘っている事に気づいていません。

ちなみに柔整師は整体師でもマッサージ師でもありません。よって背骨の矯正や骨盤の矯正は専門外であって全く違う専門分野になります。安易に保険が利くからと言って施術を受けるのは事故に繋がる可能性があります。

関係無いと思っているあなた自身にも影響があります。
日本の医療費は40兆円と言う聞いた事無い数字が国民の負担となって圧し掛かっています。国民自身が医療に対するリテラシーが低いのも理由の一つになっていますが、自分は整骨院に行かないから関係ないと思っている人!間違ってます。こうした無駄に保険料を圧迫している事で自分たちの給料から天引きされる保険料が増え実質手取りが減少している事ご存知ですか?さらにはそれが借金となり、この先生まれてくる子供たちにしわ寄せが来ます。他人事ではありません。今後は来院される人達に対してもモラルと常識が問われる社会になってきます。その時に気分だけで軽率に接骨院・整骨院に行って、これから生まれて来る子供に負担をかけるつもりですか?問われる社会になります。【2024年現在 国民健康保険料が異常なまでに高額になっています。】

【対策方法】領収書を発行しない、もしくはできない
こうした事を踏まえて整骨院は不正しまくっているので領収書発行がしにくいのです。水増し、受傷部位増などの数字を不正に数字を改ざんしているため領収書が発行しようとしません。実際窓口で支払われる金額とツジツマが合わないため、領収書の作成が困難だからです。そうした混乱を避けるために窓口ではやや多めの金額をもらい一ヶ月単位に保険適応費+自由診療費の領収書を作成する離れ業をやります。すでにこの領収書の発行の仕方も違法です。どういった理由で施術を受けたのかが不明すぎるからです。なので領収書はその都度請求しましょう

なんでもかんでも保険を利かせる柔道整復師
捻挫と打撲にしか保険証が使えないのにも関わらず、わたくし自身だけでも聞いた話の不正請求の具体例が

  • ・骨盤・O脚・姿勢矯正といったあらゆる○○矯正(要はただのストレッチ・マッサージもどき)

  • 巻き爪矯正

  • 頭痛

  • 鍼行為(置き針込み)

  • 灸行為

  • 回数券使用で来店した客にも保険請求

  • よくわからないが、何かが良くなるとされている機器

  • 交通事故の患者と共謀して水増しして民間保険&保険証からの二重取り

  • 急性ケガだけが対象…慢性化しているケガには保険は適用されません。

  • 日常的なな肩こりや腰痛、体調不良、筋肉疲労。

  • 慢性病や老化などからくる体の痛み。

  • 日常生活やスポーツによる単なる疲れや肩こり、筋肉疲労

  • 外傷とはいえない病気(椎間板ヘルニアや関節炎など)

  • 長期にわたる腰痛などの慢性疾患

  • 日常的な肩こりや老化などからくる身体のいたみが理由で受けるマッサージ

  • 外科や整形外科で治療を受け、同時に柔道整復師の施術を受ける場合。

  • 具体的には脊椎矯正、骨盤矯正、巻き爪治療
    などなど

無自覚なのかとりあえず違法行為をする柔道整復師
・免許が無いのに整体と称しマッサ-ジをしている
・巻き爪矯正は医師法違反に抵触
・超音波検査機(エコー)の使用(診断行為は医師法違反)
・自称治療家と称して病名や症例を列挙して「施術して治します」みたいなHPや動画配信で思いっきりアピールをしている(基本医師でない人は病名は出してはいけない:医師法違反)

何もできない人材を量産
そもそも柔道整復師はマッサージや整体は学生時期には履修していません。では一体どこで整体、エセマッサージを履修しているのでしょうか?一般の方達はこの件に関してあまり関心が無くて驚くのですが、何かあってからは遅い事を重々理解しておく必要があるのです。なのでHPのプロフィールは必ずチェックしましょう。

例えば1時間コースと言うメニューがあったとしたら、柔道整復師にとっては引き出し(テクニック)が無いため、この1時間は途方もなく長い時間に感じています。なのでよくわからない機械を使ったり、元柔道部がバカチカラでギューギュー押してしまうと、その結果事故を起こしてしまうと言うリスクがあります。(リラクチェーン店のほぐしの方がマシ)

その理由はこの仕事は美容師や料理人の様な下積みの仕事が無ありません。そのため履修していない柔道整復師自体商品価値が低く、そのまま勤めてもただの給料泥棒になってしまいので、雇い主はすぐにでも即戦力にさせようと半ば無理矢理マッサージを叩き込もうと結果ド下手マッサージを身に付けます。強制的にマッサージをさせれられた柔道整復師は手が痛くなったりそのために残業させられたりと、理不尽さについて行けずに辞めてしまいます。でも、行き場がないのでそのまま開業しちゃいます。

※ド下手な整体(マッサージ)を提供し続けたら当然リピート率なんて激低に決まってます。なのでステマやSNSを駆使し集客行為に尽力しつつ、回数券商法と言う形で客からお金を巻き上げるかのように売り上げを担保しているのです。
そんな世の中底辺の整体師ばかりなので、客もその”おままごと”レベルしか知らず「こんなもの」と判断しているため、騙されている事に気づかないまま通院しているのが整体業界の現状です。

鍼灸を含むマジのガチ整体(手技療法)と整骨院レベルの整体は
学げい会とブロードウェイの舞台ぐらい違いがある事ご存知ですか?

自費診療と言うやり方
整骨院(柔道整復師)の業態は違法行為の温床です。今や柔道整復師は保険組合や国民健康保険等の保険者(保険証を発行している所)からの信用が皆無で嫌われています。年々厳しさが増し思うように請求できなくなっています。こうした事から直接窓口収入を増やすべく自費診療を加えるもしくは整体院に移行する柔道整復師(整骨院)が激増しています。

しかし上記の書いたキャリアと実績が重要なので、一体何をするつもりなのか?となる訳です。マッサージの基礎もないため二度とリピートしないであろうド下手整体をする訳にもいかず、結局セミナーや講習を受けて二束三文の技術を学んだり、意味不明な得体の知れないテープを張り始めたり、なにやらアヤシイ健康機器に傾倒し始めたりと、どんどん整骨院としての業務から逸脱してしまっています。なのでHPのプロフィールは必ずチェックしましょう。

HPのプロフィールは必ずチェックしましょう。【※超重要】
資格や免許をいつ取得しそこからの年月と何をどこで何を修学んだのか必ずチェックしましょう。何も書いて無ければ職場で上司か誰かに教わったニワカ手技なので商品価値は皆無です。ニワカ手技の最大の恐怖は病理知識が激低なので仮に重症の人が来ても見落とす可能性がありとても危険です。ナンでもカンでも骨盤が歪みが原因みたいな事を誰にでも同じ事を言う整体師はそこら中にいます。わたくし自身一般の人達はなぜそんな店に行くのか理解が出来ないのですが、これは情報弱者をカモにしたビジネスに過ぎないのです。

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