ふうふ(夫夫)で行ってみた「里親体験発表会」
子供を育ててみたい――。
2人で里親を考えてから、お話を聞く方法として、去年、近所の「里親体験発表会」(里親月間中、各地域で開催している)にいくつもりだったのだけれど、機会を失った。
↓これ
たぶん、「里親体験発表会」の内容が謎すぎて、単純に怖かったせいもあったと思う。今年は、1年経って、覚悟を持って望む知識とテンションがあり、参加できた。
里親さんや里子さんのお話。
参加者からの質疑応答。
個別相談会での会話。
今まで頭の中で「わかるけど、なんか引っ掛かる」というもやもやが、ほどけていった。同性カップルとして当てはめてみて、「これが僕らの課題だったんだ」とわかった気がする。
生の声を聞くと、知識だけじゃ足りなかったものが見えてくる。
ボコさんも、その場で色々かみ砕いて、言葉にしてくれて(個別相談のときに質問とか)、不安はないと思い込んでいた自分も、課題が見え、何かほどけていった感じがあった。
また、「ここがボコさんなりの重要ポイントだったんだ」と、ボコさんの質問内容から、里親への価値観を知ることもできた。
結果として、僕らが里親になることについて見えた課題は大きく、僕たちは呆然とし、立ち向かうには今の日本ではなかなか難しいや、と分かったのだけれど、やっぱり、こういうのは2人で考えていくものだから、2人で聞きにいってよかった。
(こりゃ、大変だ)
「里親体験発表会」を開催した児童相談所の方々も、最後までおじぎをして、見送ってくれた。
秋晴れ。
空は青く、澄み渡っていた。
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