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「才能の伴走者」としての仕事~週刊少年ジャンプ編集部より~

作家さんという才能を支える

みなさんはじめまして。週刊少年ジャンプ編集部に配属されたKと申します。ジャンプ編集部での仕事をひとことで表すと「才能の伴走者」だと思います。「作家さんという才能の手助けをする」イメージです。

現在私は、作家さんというとてつもない才能が生み出したものを、最高の状態で読者のみなさんに届けるための仕事(の練習)に、いそしんでいます。
具体的には、作品の質を高めるため作家さんと打合せを重ねたり、コンペに作品を回して先輩方からアドバイスをもらったりといった業務です。

また、一人でも多くの方に作品を読んでいただくために、トビラページのアオリや、コミックスの帯を考えるのも編集者の大切な仕事です。魅力がしっかり伝わる文章を書けるように、普段からジャンプ本誌の次号予告やプレゼントページで、せっせとダジャレを考えています。

職場の雰囲気ですが、みんなヒットを狙いあうライバル関係ではありますが、常に会話が絶えない明るい雰囲気です。会社で一番うるさい部署だと思います。

作品に関する資料を読み込むことも大切な仕事です!
電話打合せ中の写真を副編集長に撮ってもらいました
上司先輩方がみんな気さくで優しいです
作家さんと打合せを兼ねて、美味しい上海蟹を食べました!

「ある日のスケジュール」

  • 11:00 出社。メールのチェックやToDoリストの整理。

エレベーターを降りてすぐ広がるジャンプワールド!
  • 11:30 原稿持ち込み対応。

  • 12:00 昼食。コンビニ飯か近場の飲食店で食べることが多いです。

  • 13:00 記事ページのラフ作成。

ジャンプ50号の予告ページのラフを作りました
手元に雑誌がある方は比べてみてください!
  • 14:00 イベントに関する会議に出席。

  • 15:00 事務作業・ネームチェック。

編集部には作品グッズのサンプルが届きます
いまは爆轟のクッションで腰を守り
約ネバのペンでメモを取っています
  • 18:00 電話で新人作家さんと打合せ。

  • 20:00 退社! 帰りにご飯を食べます!

  • 21:00 帰宅。最近はイカのシューティングゲームをずっとやっています。


Free Talk

「明日から使える! 就活テクニック!!」

大人と喋るのが苦手だった僕は、面接のときにお笑い芸人ニューヨークの屋敷さんを軽くモノマネしながら喋っていました。芸人を降臨させて、トーク番組のつもりで喋ると、簡潔にハキハキ喋る意識がつくのでオススメです。

就活の苦しみに耐え続けた結果ミイラになった男
(ジャンプ2022年50号のプレゼントページ撮影風景です!)